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【待望】注文住宅の間取り8選|一級建築士の私も住んでみたい

注文住宅の間取り

注文住宅を買いたいんだけど、どんな間取りがいいんだろう」

こんな悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、プロの建築主かつ一級建築士のわたしが考える滅茶苦茶住んでみたい間取り8選をご紹介します。

 

この記事を読むと、どんな間取りをあなたが望んでいるかイメージできるようになるでしょう。

 

今後35年以上使っていく間取りは毎日の暮らしのレベルをも変えてしまうでしょう。

 

✔わたしの経歴

ここで本記事についての信ぴょう性を確認していただくためにわたしの経歴を少しご紹介させてください。

 

わたしはこれまで建築業界に12年以上関わってきました。この過程で50件近く、合計数十億円の物件を手がけてきました。

 

この経験で、こんなことやってみたいな、こんな家だったら面白いなと考えたことが今回の記事になっています。

 

これを読まれているあなたと同じ「建築主」としての経験なので、設計会社やハウスメーカーよりもあなた目線での記事になっていると思います。

建築家のように工事費度外視の間取りは紹介しないのでご安心ください。

 

では早速、わたしがおすすめする間取りをご紹介していきます。

注文住宅の間取り8選|一級建築士の私も滅茶苦茶住んでみたい

注文住宅の間取り

玄関吹き抜け

吹き抜けをリビングにつけたいという人は多いと思います。

ただ吹き抜けのデメリットとしてよく言われるのが、エアコンが効かないということです。

 

であれば、エアコンを必要としない場所、かつ必ず使う場所に吹き抜けをつくるのはどうでしょう。

玄関はそんな場所の1つだと思います。

 

お客さんが来るときに玄関って最初に目につく場所なので、玄関が吹き抜けだと第一印象もよいですよね。

 

あなたがいらっしゃいとお客さんを出迎えると、

「うわー吹き抜けですごい家ですねー!」

と吹き抜けを見渡しながら言ってもらえるのが想像できちゃいます。

 

ちなみに玄関は面積も広くないのでコスパも◎です。

ろうかのない家

「廊下は必ずついてくるのでは?」

「廊下がないってどういうこと?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

では想像してみてください。

あなたの自宅の廊下がリビングやダイニングと一体となっていたらどうでしょう。

一気に空間が広くなるように思いませんか?

 

廊下は住宅の10%程度の面積をとっているという説もあります。

廊下ってやることがないですし、冬は寒いし、極論するとムダが多い場所なんです。

 

廊下の面積を削って他の部屋を広くしたり、建物自体を小さくすることを検討しましょう。

せっかく住宅をつくるなら出来るだけ土地を有効に使いたいですよね。

家族版シェアハウス

家族それぞれの個室の大きさを、ベッドが入る程度の最低限な大きさにしてみてはどうでしょうか。

 

その他の設備はすべて家族で共有しましょう。

 

勉強机や書斎の机を家族で共有することで、お父さんとこどもが隣同士で机に向かう。隣ですぐに勉強を教えてあげられますね。

 

本棚も家族で共有することで、お兄ちゃんが読んでる本に弟が興味を持つ、娘が読んでいる本にお母さんが興味を持つ、なんてきっかけがあるかもしれません。

 

家族で暮らすのってシェアハウスするのと近いところがあるとおもいます。

 

わたしは以前シェアハウスに住みながら、シェアハウスの研究をしたことがあります。顔を合わせるための仕組みづくりがシェアハウスではされています。

それが個室を小さくするということです。

 

こうすることでこどもが部屋に引きこもることが少なくなり、家族が顔を合わせる機会が増えますよね。

 

さらに設備を家族で共有することで、全体の必要面積を減らすことができます。

結果、その分リビングを大きくしたり、建物を小さくして工事費を下げたりすることができます。

 

興味があれば検討してみてください。

 

中庭スタイル

家の外にある庭って十分に使われていないと思いませんか?

 

リビングの窓をあけると道路から見えてしまうので庭に対しては結局カーテンをしてしまったり。

その点中庭スタイルだと家族しかいないので完全に庭に対してオープンにできます。

 

さらに、中庭スタイルだとたくさんの部屋が庭に面することが出来るので、より庭を使うことが増えると思います。

 

朝はお母さんがつくったごはんを中庭で食べる。

昼間はこどもが中庭で遊ぶのを夫婦で見守る。

夜はお父さんが涼みながらお酒を飲む。

そんな楽しい生活が中庭スタイルなら実現できます。

 

庭に対してカーテンをしたくない、開放的な家にしたいという人は採用してみてはいかがでしょうか。

 

キッチン中心

キッチンを家の中心にレイアウトするというアイデアです。

 

キッチンって大体、端っこに追いやられているイメージですが、家の中心にあるとガラッと生活が変わります。

 

リビングにも、ダイニングにも応接間にもキッチンが接していると、食事やお茶が自然と活発になりますよね。

 

リビングにいるこどもにデザートをもっていく。

応接間にいるお客さんにお茶を出す。

ダイニングにはお母さんのつくる食事のいい匂いが流れてくる。

家の中心にキッチンがあると、食事が家庭の中心になってコミュニケーションが活発になると思います。

 

さらにお子さんがいる家庭だと、お母さんが家の中心にいることで、どこにでも目が届きやすいというメリットもあります。

 

2階を家の中心に

1階にリビングがあるのが当たり前だと思っていませんか?

 

けど2階のほうが日当たりもいいし、カーテンをあけていても道路を歩く人と目線は合わないし、冬は底冷えしないというメリットがあるんです。

 

代わりに1階に寝室や倉庫などをもってくることになりますが、日当たりよりも落ち着いた雰囲気が大事な部屋なので、問題なしです。

 

2階のリビングでカーテンを開けて、夕涼みしながらビールを飲むのとか最高ですよね。

玄関近くにクローゼット

玄関の近くにクローゼットを置くことで、外から帰ってきたらすぐに着替えることができます。

 

家に帰るとにベッドにすぐ横になりたい。けど服を着たまま横になるのは少し抵抗がある。というあなた。

玄関近くにクローゼットをおけば、帰ってくると同時に着替えることができます。

 

仕事から帰ってきたら、クローゼットに直行。

ささっと家着に着替えて、そのままベッドへダイブ。

こんな動線にするのが使いやすいのではないでしょうか。

 

家のレイアウトによって生活習慣や行動は変わっていくので、しっかり検討しましょう。

1階ピロティ

1階を出来るだけピロティにしてみてはどうでしょうか。

ピロティフランス語Pilotis)とは、建築用語では2階以上の建物において地上部分が柱(構造体)を残して外部空間とした建築形式、またはその構造体を指す。

ピロティ - Wikipedia

ピロティって、庭とちがって屋根があるので色んな使い方が出来るんです。

 

夏には家族で暑さをしのぎながらBBQをしたり、

雨が降ったときでもこどもと遊んだり、

昼間からビール片手に本を読んでダラダラ過ごすのもいいでしょう。

 

どうしても庭がとれないという場合や首都圏などで十分な土地が確保できないときには特に有効かと思います。

まとめ

注文住宅の間取り

注文住宅の間取りは、たくさんのパターンがあって悩んでしまうと思います。

この記事の例をもとに、どんな暮らしをしたいか優先順位を決めてみましょう。

 

優先順位第1位のものに特化して間取りを考えることで、あなたのオリジナル住宅になります。

 

他の人の家とは違う、あなた独自のコンセプトで理想の注文住宅を目指しましょう!

 

「注文住宅を設計してもらったけど、この間取りでや仕様で本当にいいのか心配」

という方は以下の記事をご覧ください。

ru004080.hatenablog.com