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プロジェクトリーダーの役割は?|初心者必見です

プロジェクトリーダー 役割

「プロジェクトリーダーになったっけど、うまくやっていけるか心配」

「プロジェクトのリーダーになったけど、どんなことをすればいいんだろう?」

「どんな能力が必要なんだろう?」

「うまく進めるためのコツが知りたい」

ということで悩んでいませんでしょうか。

 

この記事では、20代前半~30代前半で初めてプロジェクトのリーダーになった方、またはもっとうまくプロジェクトを進めていきたいという方向けに解説していきます。

 

この記事を読めば、

  • うまくプロジェクトをまわすことが出来て社内外の評価がアップ
  • 昇進して年収もアップ(さらに妻からの評価もアップ)
  • 夢のマイホーム購入

こんなことが実現できるでしょう。

 

本に書いてある理論ではなく、実践でわたしが使ってきた明日から使えるコツについても解説していきます。

 

✔わたしの経歴

ここで少しわたしの経歴についても紹介させてください。

 

わたしは新卒で不動産ディベロッパーに就職し、20代で50人以上を束ねるプロジェクトのリーダーをしてきました。

具体的には、設計会社、施工会社、学識の先生、地権者、行政、社内他部署などをプロジェクトリーダーとして交渉、マネジメントを行ってきました。

 

事業規模は数億~数千億円プロジェクトです。

テレビ、雑誌、ネットなどに取り上げてもらったプロジェクトも多数です。

 

こんなプロジェクトリーダーのプロとして実績を積んできたわたしが解説していきたいと思います。

プロジェクトリーダーになっても心配無用な理由

プロジェクトリーダー 心配無用

結論からいうと、誰でも最初からうまく出来るわけはないので全く問題ありません。

 

実際に、私も工程の調整がうまく出来ず、工事が止まってしまったことがありました。

そのときは、他部署の人や施工会社から注意されたり、叱られたりしました。

 

バタバタとしながらも、いろんな人に頭をさげて何とか工事を再開。

ギリギリで予定通りのスケジュールで完了させることができました。

 

次のプロジェクトからは、同じ失敗を繰り返さないように事前の段取りを行っておくことで問題を回避できるようになっていきました。

 

今となっては、当時の関係者とは、

「あのときのせのしゅんは大変だったよ~」と笑い話が出来るようになっています。

 

最初から誰でもうまくできるわけではないことは、関係者のみなさんも同じにようにわかっているので、多少の小言はあっても素直を聞き入れる姿勢さえあればOKです。

 

だけど向き不向きがあるのでは?

このように思う人もいるかもしれません。しかしそれでも大丈夫です。

私を含め、内気な人でも場数をこなせばできるようになっています

 

わたしが育てた後輩で、声が特に小さな人がいました。

プロジェクトリーダーとして仕切ってもらおうと思っても、ハキハキ話すことが出来ず、常にオドオドしてしまって注意を受け、さらにオドオドしてしまうという悪循環にはまっていました。

 

私もさすがに「大丈夫かな」と心配になりました。

しかし毎日やっていると、声が段々と大きくなり、半年もたつと大抵のことは任せていても出来るようになっていました。

 

このように大事なのは問題に正面から向き合おうとすることだけです。

それさえできれば経験と共にできるようになっていきます。

プロジェクトリーダーの大事な役割3つ

プロジェクトリーダー 役割 大事

品質の管理

重要なのは、自分の担当に関するものだけではなく、プロジェクト全体の計画の概要についても把握をしておくということです。

 

例えば、照明の配置や選定は他部署の担当だったのですが、テキトーな照明選びをされてしまうと一気にデザインが台無しになってしまいます。

 

  • 照明が直接見えないように
  • 色温度は3000ケルビンで
  • 照明の配線は見えないように隠してほしい

 

などの要望を伝えながら他部署の管轄範囲においても、プロジェクト全体のことを考えて口を出していくことが必要となります。 

工程の管理

これも自分だけの工程を考えるのではなく、プロジェクト全体の工程を考えることが必要です。

プロジェクトリーダーが全体の工程を管理していないと、締め切りに間に合わず、即失敗に繋がってしまいます。

 

このためにはプロジェクト全体の締め切りのスケジュール、中間段階でのチェックのタイミング、各種手続きが必要な場合はそれにむけた準備期間などをスケジュール表にして提示をし、理解をしてもらう必要があります。

 

ただし注意をしないといけないのは、スケジュールを示すだけで終わってしまうことです。

きちんとこの通りに進めてくれているのかというメンテナンスやリマインドがない場合、思った以上に人は動いてくれません。

 

普段から定期的に会話をする、定例の打ち合わせで進捗を報告してもらうということをマメにしていくことが工程の管理において重要です。

予算の管理

予算の管理もプロジェクトリーダーの大事な仕事です。

全員が勝手に予算を使ってしまうと、うまくいくプロジェクトもうまくいきません。

 

あなたの部署ではいくらまで、こっちの部署ではいくらまでという形で、予算を適切に分配し、各部署で予算におさめてもらうように権限移譲をしていくことが必要です。

 

それでも一部予算に合わないときには、他の部署との調整を行うであったり、プロジェクト全体を一部見直したりして調整していくことになります。

 プロジェクトリーダーに必要なスキル3つ

プロジェクトリーダー 能力

合意形成力

プロジェクト全体をまとめようとすると、いろんな人が色んな意見を出してきます。この人たちの意見を尊重しながらも、適切にプロジェクトの方向性を導いていくことが出来る合意形成力が重要です。

俯瞰力

あなたの担当部分だけではなく、プロジェクト全体の問題に目を凝らす必要があります。

思わぬところで大きな問題が起こらないように、常にプロジェクト全体の視点から品質、予算、工程を管理していく必要があります。

問題解決力

プロジェクト全体の成功を左右する大きな問題はプロジェクトリーダーが解決の方向性を示さなくてはなりません

 

特によくあるのは、予算が合わない、スケジュールが間に合わないということでしょう。

 

これに対して目を背けることなく、どうすれば間に合わせられるのか。予算を増やしたり、工期を伸ばす手段はないか。などを模索して関係者と調整、解決していく力が必要となります。

プロジェクトをうまく進めるためのコツ

プロジェクト コツ

人懐っこさを積極的にだす

プロジェクトは、結局人が進めていくものです。

自分以外の人たちにうまく動いてもらうことがプロジェクトの成功のカギです。

「この人のためなら何とか頑張ろうか」と思ってもらえるように人懐っこさは積極的に出していきましょう。

 

これは決して媚びを売れと言っているわけではありません。

リーダーだからと言って偉そうな態度をとるのではなく、積極的にコミュニケーションをとっていくべきということです。

打ち合わせは明るい雰囲気に

大きな課題があったとしても打ち合わせでは明るい雰囲気にするように心がけましょう。

明るい雰囲気の打ち合わせだと、関係者も積極的に発言しやすくなったり、プロジェクトへのコミットもしてくれるでしょう。

 

逆に重くるしい雰囲気の打ち合わせだと、

「このプロジェクトは嫌だな、、、」と心の中で感じてしまい、参加も消極的になっていくものです。

全体スケジュールと図面と予算はセットで持ち歩く

これは3種の神器として持ち歩きましょう。

 

工程、品質、予算を管理する立場のあなたからすると、関係者からの各種相談については、プロジェクト全体と考えたときにどうか、という観点で判断する必要があります。

 

そのときにプロジェクト全体に関する資料がないと判断を間違えてしまうかもしれませんし、相談した人の納得感も薄くなってしまうでしょう。

口癖は「最高です」「さすがです」「頼りになります」

これらを口癖のように言いましょう。

1点目、2点目と少し重なりますが、人を動かすのに最もうまいやり方というのは、あなたが人を動かそうとするのではなく、人が主体的に動いていこうという環境を整えることです。

 

この口癖には、積極的に動こうという気持ちを起こさせる力があります。

 

当然進めるべきことを進めてくれたとしても、「最高です」「さすがですね!」と言われると、「もっとやろう!」という気持ちになりますよね。 

まとめ

プロジェクト まとめ

この記事の内容についてまとめます。

・プロジェクトリーダーになっても心配無用な理由
誰でも最初は初めてだから
・プロジェクトリーダーの役割
「品質」「工程」「予算」の管理
・プロジェクトリーダーに必要なスキル
「合意形成力」「俯瞰力」「問題解決力」
・プロジェクトをうまく進めるためのコツ
人懐っこさ、明るい雰囲気、3点セットを持ち歩く、誉める口癖

 これらをもとに、素晴らしいプロジェクトリーダーを目指しましょう!