「老後資金が心配・・・」
「資産運用に興味があるけど、何から始めればいいの?」
こんな悩みに答えます。
この記事を読めば、
- 夢のマイホーム購入
- 家族での海外旅行
- 老後も自立した生活
こんなことが実現できるようになるでしょう。
ぶっちゃけ、これやらないとめっちゃ損してます。というか、やらないと実際に資産が目減りして損をします。
友達もこの話を聞いて、すぐに始めてました。
事前にお伝えしておくと、この記事はVol.2です。
初心者でも最低限知っておくべき知識についてVol.1で解説していますので、まだ読んでいない人はこちらからどうぞ。
初心者から始める簡単資産運用vol.1|普通の会社員で資産数千万円の私が解説します - せのしゅんブログ
Vol.2では実際に投資する方法を解説していきます。
✔わたしの経歴
ここでわたしの経歴について少し紹介させてください。
新卒で不動産ディベロッパーに就職した社会人7年目の普通の会社員です。
そんなわたしでも、自分の収入、祖父の遺産などの資金を運用し、資産を数百万円から数千万円まで増やすことができました。
しかも今回紹介する投資の方法だけで、この資産を築くことができました。
ちなみに投資歴は約10年。
投資をもっと詳しくなるべく、ファイナンシャルプランナーの資格を勉強中です。
どこかの金融機関に所属しているわけでもなく、ファイナンシャルプランナーとして働いているわけでもないので、特定の商品ばかりを紹介することはなく、あなたの視点に最も近い、中立的な視点であることは間違いないです。
こんなわたしが解説していきます。
初心者におすすめの資産運用方法
Vol.1でも解説しましたが、ずばり「投資信託のインデックス型積み立て投資」です。
Vol.1をよく読んだ人は何となく意味がわかるようになってきたのではないでしょうか。
では、いよいよ投資信託のインデックス型積み立て投資をおすすめする理由を解説します。
投資信託をおすすめする理由
この理由は大きく3つあります。1つずつ解説していきます。
投資先が分散できる
Vol.1で解説しましたが、投資信託という商品はリスクの低い債券からリスクの高い株式まで、それぞれを詰め合わせたパッケージ商品です。
つまり、もともとが投資を分散させた商品なのでリスクが低く安定的な運用がしやすいのがメリットです。
どこに分散投資しようか迷う必要がないので、初心者にうってつけです。
私も実際に、これまで投資信託だけしか使っていません。
私の場合はさらに投資信託先を10ファンドくらいに分散しているので、さらにリスクを下げています。
もしかすると、「自分は普通よりもリスクをとった商品に投資したい!」という人もいるかもしれません。
しかし、これも投資信託である程度カバーできるので大丈夫です。
投資信託にはリスクが高いものを多く入れた商品もあれば、リスクが低い商品もあります。
一般的に投資信託の利回りは4%程度なので、商品の詳細(目論見書)を見て、これよりも高い利回り成績のものを選べばOKです。
ただそこはやはり投資信託なので、利回り8%程度でかなり高い方だと思います。
これよりも高い利回りを追求したいのであれば、株式投資などをおすすめしますが、初心者は手を出さないほうがいいでしょう。
少額から買える
投資信託は1000円から購入できます。投資余力の少ない初心者にとっては、これも魅力となるでしょう。
一般的に株式投資の場合は、「単元」と言って、取引できる株数が決まっています。
株価100円で単元数が1000株だと、最低取引価格は100,000円ということになります。
単元数が多かったり、株価が高かったりすると、初心者では手を出しにくいのが実態です。
私も投資信託以外にも株式投資をやってみようと思っていろいろ勉強したことがあります。当時値下がりしていたANA株を買ってみようと思ったのですが、最低取引価格が数十万円だったのに尻込みして諦めました。。。
結局、プロの投資家ではない初心者には投資信託が一番お手軽です。
確定申告しなくていい
個人的に案外、このメリットが大きいです。
投資信託は、資産の運用をファンドに任せることになりますが、利益が出た場合の確定申告に関連する手続きもマルっとお願いすることが出来ます。
確定申告をしなくていい口座は特定口座といいます。
単純に、これラクです。
インデックス型をおすすめする理由
投資信託には2種類あります。
- インデックス型:日経平均やTOPIXなどの市場の動きを表す指標と同じ値動きをすることを目指した運用手法。手数料0.2%程度~。
- アクティブ型:ファンドマネージャーがインデックス型以上の利回りを目指して運用する手法。手数料1.5%程度~。
んで、結局おすすめはインデックス型なわけですが理由は2つあります。
- アクティブ型でもインデックス型と成績に大差ない
- 手数料が安い
結局、いくらファンドマネージャーでも市場の動きを上回るのはめっちゃ難しいということです。
そういう意味では、株式投資なんかせずにやっぱりシンプルに投資信託ってのがよさそうですよね。
アクティブ型に興味がある人は、慣れてきたら選んでみてもいいと思います。
積み立て投資をおすすめする理由
これはリスク管理ができるからです。
一気に投資信託にお金を投入すると、株価が下がると影響がでかいです。
その点、積み立て投資のように分散して投資する場合はリスクが少ないです。
例えばコロナショック前に10万円投資、コロナショック後に10万円を投資したとすると、平均購入単価がコロナショック前後の中間の値段になるので、リスクが半分になっています。
でも株価が下がったときにまとめて買うのがいいのでは?と思う人もいるかもしれません。
確かに、このやり方もあるとは思います。
ただしあくまで基本は積み立て投資にしておき、株価が下がったタイミングでは追加投資を併用する手法が良いでしょう。
これなら、株価が下がったときにまとめ買いしながらも、リスク分散が出来ます。
どこの証券会社を選ぶのいいか
わたしのおすすめは楽天証券です。
理由は以下の通りです。
ネット証券がラク
証券会社選びはネットがラクでいいと思います。口座の開設、運用の変更もPCで出来ます。機能も全く問題なしです。
ポイントがたまる
ネット証券だと規模やサービスからいうと、楽天証券とSBI証券の2択でしょう。
正直どちらでもよいかとは思います。
ただ、楽天証券の場合はいわゆる楽天経済圏の効果がハンパないです。ポイントが貯まりまくります。
我が家では楽天銀行、楽天カード、楽天証券を全部紐づけて管理しています。気がついたらポイントが1万円分貯まっていたりします。
最近はポイントでダイソンの掃除機が買えました。
そんなわけで私のおすすめは楽天証券 です。
実際に投資をしてみよう
証券会社を選んで口座を開設したらいよいよ実際に投資してみましょう。
投資するのは投資信託のインデックス型積み立て投資ですよ!
・・・で、具体的にどこのファンドに投資したらいいの?というあなた。
わたしのおすすめは、eMAXIS SLIMバランス型です。
なぜなら運用コストが安いから!以上!
HPを見ると「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンド」と書いてあります。
もう初心者にとって最高じゃないですかこれ。
迷ったらここでいいと思います。
ちなみにバランス型の他にも、米国株式、先進国株式などがあるのですが、全世界の株をバランスよく買ってくれるのがバランス型です。
インデックス投資で世界の経済指標に合わせた運用をおすすめしているので、ここではバランス型で良いでしょう。
ファンド選びのポイント
念のため、自分でファンドを選ぶときに、手数料以外に何を見たらいいかを知りたい!という方向けに解説します。
ファンド比較検討するときは、目論見書をチェックしましょう。
ここではeMAXIS SLIMバランス型の目論見書を参考に解説します。
ポイント1:騰落率
赤枠で囲んでいる部分を見てください。ここを見ると、騰落率と言って過去5年の成績がわかります。
eMAXIS SLIMバランス型の場合だと最大20.9%、最低-10.2%、平均3.9%ですね。
インデックス投資の利回り目安である4%にかなり近いですね。
例えばリスクが少し上がったとしても、もう少し運用成績が良いものを選びたいのであれば、先進国株(平均7.5%)や日本株(平均6.1%)に連動したものを買うと良さそうということがわかります。
ポイント2:組み入れ上位銘柄
これも赤枠で囲んでいるところを見てください。
このファンドが運用している中で組み入れ上位に入っている銘柄がわかります。
eMAXIS SLIMバランス型の場合だと、アリババやテンセントが上位になっていますね。
かなり分散投資しているので、各株式の割合が少ないですが、どんな会社に投資しているのかイメージが急に湧いてくると思います。
わたしも投資している会社のニュースには敏感に反応してしまいます。
「ちょっと業績が悪いな」「この会社はこれから伸びると思う」などがあれば、この組み入れ銘柄を参考にするとよいでしょう。
その他のおすすめ情報
基本的には以上で必要な情報は解説してきましたが、補足情報もお伝えしちゃいます。
おすすめの投資勉強方法
わたしは本とファイナンシャルプランナーの無料講座を受けて勉強しました。
本はいくつか読みましたが、中でもこの本が超わかりやすかったです。勉強するともっと投資が楽しくなりました。
東大生の同期もこれを読んでインデックス投資を始めたとのこと。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ] 価格:1,078円 |
ファイナンシャルプランナーの無料講座はここが結構大手なのでおすすめです。
著名人も通ってたみたいです。
住宅ローンの頭金問題
住宅を買うときって、一般的に金利にお金を払うのを嫌って頭金を払いますよね。
住宅ローンの金利は2%程度です。で、これまで解説してきたインデックス投資の利回りは4%。
頭金を払わずに全部住宅ローンでまかない、頭金にかけるお金を投資信託にまわせば2%お得になります。
これ案外知らない人多いんですけど、頭金の額にもよりますが、35年くらい経つと普通に1000万くらい得すると思います。これ結構すごい裏技じゃないですか?
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【革命的】注文住宅の予算はいくら?|予算を1000万増やす方法も - せのしゅんブログ
まとめ
2部構成で解説した、初心者におすすめの資産運用方法はこれで完結です。
では本記事の内容をまとめます。
初心者におすすめの資産運用方法
・投資信託のインデックス型積み立て投資
投資信託をおすすめする理由
・投資先が分散できる
・少額から買える
・確定申告しなくていい
インデックス型をおすすめする理由
・アクティブ型でもインデックス型と成績に大差ない
・手数料が安い
積み立て投資をおすすめする理由
・リスク管理が出来るから
どこの証券会社を選べばいいか
・初心者は楽天証券を選べばOK
実際に投資をしてみよう
・初心者はeMAXIS SLIMバランス型を選べばOK
ファンド選びのポイント
・手数料のほかには「騰落率」と「組み入れ上位銘柄」をチェック
その他のおすすめ情報
・本で勉強するのも◎
・住宅ローン金利と投資信託の利回りを比べるべし
では、これから早速投資デビューをしちゃいましょう!
✓資産運用について勉強したい人向け