キャリアに悩む大企業の会社員
「いわゆる日本の大企業で働いています。どうやったら成長できますか?」
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
いわゆる日本の大企業で働きながら、副業で独立を目指す一級建築士です。
この記事は入社1年目のぼくに向けて書きました。
ではさっそく見ていきましょう。
大企業の会社員は、ほぼ成長できない話
いきなり悲報です。
日本の大企業では、ほぼ成長できません。
理由①:歯車の一部だから
まずはこれです。
日本の大企業での仕事って、完全に歯車の一部みたいな仕事です。
具体的に言うと、
- 営業の人は営業をする
- 商品開発の人は商品開発をする
- 経理の人は経理をする
みたいな感じで完全に分業です。
これだと、ビジネス全体の構造が理解できませんよね。
単品だと使い物になりません。
「そうは言っても、今の部署で新しいことをいろいろ覚えてます。」
という人もいるでしょう。
残念ながらそれは、バスケットボールでたとえるなら、
- ふつうのダンクシュート
- スラムダンク(ダンクシュートの一種)
- アリウープ(ダンクシュートの一種)
を学んでいるだけで、バスケットボールが上手くなっているわけではありません。
まずはここから認識をあらためましょう。
理由②:道筋がだいたい決まっているから
会社でやることって、完全にルーティンワークではなくても、だいたい筋道が見えてることが多いですよね。
が!
できることをやっていても、ほとんど成長ってできないんですよね。
じぶんがまだやったことのない領域で試行錯誤してこそ成長できます。
小さいころに、自転車にのるときもそうでしたよね。
何度も転んではチャレンジする。
この繰り返しだけが、あなたを成長させることができます。
これを読んでいるあなたは、最近なにかチャレンジしているでしょうか?
理由③:成果が出なくても給料がもらえるから
ぶっちゃけ、大して成長していなくても大企業ならそれなりに給料はもらえるわけです。
成長するインセンティブがないわけですね。
待ってたらエサが出てくるわけですから、ただのかわいいネコと言っても良いでしょう。
とは言え、大企業の中ではまったく成長できないとは言いません。
成長するとは思いますが、まさに井の中の蛙です。
大企業の会社員が成長する方法
独立起業するのがたぶんいちばん成長できます。
が、それはちょっとリスクが高すぎという人も多いかと。
そんな人が手っ取りばやく成長するなら、小さくてもいいので副業をするという選択肢もあります。
副業はチャレンジのオンパレード
ぼくは副業としてブログを書いていますが、試行錯誤しまくりです。
- コンセプト
- デザイン
- ライティング
- SNSとの連携
この試行錯誤で、たぶんこんな力が成長しています。
- マーケティング力
- ライティング力
- ITリテラシー
ふだんの仕事は建築のディベロッパーなので、ほとんど初心者ですね。
Kindleで本を読み漁って勉強し、毎日チャレンジしています。
こんな感じで、副業は結局ビジネスをつくることなので、たとえ小さい規模でもめっちゃ成長できるのではないかと。
そもそも大企業に未来はない
ここでそもそも論ですが、大企業で働いていても魅力的な未来はありません。
成長したい人って、
「成長して出世してお金をたくさん稼ぎたい」
ということだと思います。
でも大企業での出世なんて、ガリガリ君の当たりくじを引くくらいの確率です。
しかも大企業だと、優秀な同期と競争することになるのでわりとハードかと。
それよりも副業でゆるゆる稼ぎながら家賃が安いところに引っ越して、出世競争には参加せずにリモートで働くくらいのほうが良くないですかね?
副業が大きく成長すれば、そのまま独立することもできます。
こうなると本業で出世するよりも、早く、たくさん稼げそうです。
この辺は人によるかもですが、個人的には「大企業×副業」は最強キャリアですね。
まとめ:成長したいならまずは副業もあり
この記事の内容をまとめます。
大企業の仕事では、ほぼ成長できない話
- 理由①:歯車の一部だから
- 理由②:道筋がだいたい決まっているから
- 理由③:成果が出なくても給料がもらえるから
大企業の会社員が成長する方法
→副業という選択肢もあり
- 副業はチャレンジのオンパレード
- そもそも大企業に未来はない
副業をすれば、
- 成長できる
- 出世競争から逃れられる
- 独立起業という夢もある
というメリットがあります。
大企業の人にとっては、かなり有効かつ現実的なキャリア戦略ではないかと。
ここまで読んで少しでも副業に興味をもった人は、下記の記事も読んでみるとより理解が深まります。
どれもわりと短めの記事なのでサクッとどうぞ。