DeFiって最近たまに聞くだけど一体何なの?
ビットコインにやっと興味が出てきたくらいのレベルなので、超初心者レベルで教えてください。
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
資産運用が大好きで、10年以上の経験あり。資産は約4000万。
ビットコインは2020年から始めたので、ちょっと遅かったのですが、今は次の投資先としてDeFiの勉強に夢中です。
こんなぼくが、DeFiを勉強してわかったことを、超初心者向けにイメージ図多めでカンタンに解説します。
3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
※ブロックチェーンについて、なんとなくわかっている人が対象の記事です。
一応、イメージ図を置いておきます。
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DeFiを超初心者向けにカンタンに解説
順を追って、できるだけカンタンに解説します。
DeFiとは
DeFiとは、「Decentralized Finance」の頭文字を略したもので、「ディファイ」と読みます。
日本語では、「分散型金融」を呼ばれます。
「分散型金融」と対になることばは、「中央集権型金融」。
それぞれイメージ図で見てみましょう。
中央集権型金融は、ぼくたちが普段使っている金融サービスですね。
誰かにお金をおくるときは、銀行を通してやりとりします。
一方で分散型金融は、こちらのイメージ。
ブロックチェーンという台帳を使って、個人と個人が直接やりとり出来る仕組みです。
中央集権型金融と違い、ブロックチェーン上に情報が記録されるため、中央となる場所がありません。
「分散型金融」と呼ばれるのは、これが理由ですね
DeFiのメリット・デメリット
DeFiのイメージがつかめたところで、メリットとデメリットについてもカンタンに解説しておきます。
DeFiのメリット
ずばり、仲介する金融機関が不要となることです。
下記の図のとおり、DeFiを使えば、取引に中央集権的な金融機関はいりません。
結果的に、手数料が安くなったり、スピーディーに取引が実現したりします。
銀行や証券会社の手数料って高いですからね、、、
DeFiの取引には、「スマートコントラクト」と呼ばれる、ブロックチェーン上で契約を自動で実行するプログラムが使われており、取引はこのプログラムが行っています。
これにより、金融機関が不要となる仕組みになっているわけですね。
DeFiのデメリット
メリットの裏返しですが、個人で責任を持つ必要があるということがデメリットです。
たとえば銀行の暗証番号を忘れても、銀行に問い合わせをして確認ができれば、暗証番号を再設定することができます。
中央集権でない代わりに、個人が責任をもって管理するということですね
自由と責任は裏返しと言いますが、DeFiを使って自由な金融取引が出来るようになる代わりに、じぶんで責任をもって取引を行う必要があるということです。
DeFiをつかってできること
DeFiを使えば、仮想通貨であらゆる金融取引が可能です。
そもそもですが、仮想通貨は「ただ価格が上がっている投資対象」ではありません。
仮想通貨は、「通貨」として使うことが出来るんです。
DeFiにおける仮想通貨のイメージ
まず、仮想通貨取引については下記のイメージのように、「通貨と通貨を交換しているだけ」と捉えるほうが正しいイメージかと。
たとえば、ドルと円を交換するときは為替の値動きがありますよね。
1ドル100円とか、120円という感じ
まず仮想通貨はただの投資対象ではなくて、「ドルや円のように使うためのお金である」という認識を持つことからスタートしましょう。
DeFiでの金融取引
日本円を証券会社に預ければ資産運用できるように、仮想通貨もDeFiをつかって資産運用をすることができます。
もちろん、DeFiでの取引は中央集権型ではありません。
資産運用ができるサイトにアクセスして、自分の仮想通貨を接続するイメージです。
資産運用以外にも、保険や銀行みたいな役割もあり、たくさんのサービスが展開されています。
https://dappsmarket.net/other/defi-overview/
まさに、仮想通貨で取引ができる金融サービス群ですね。
仮想通貨の位置づけと、DeFiでの金融取引をまとめるとこんな感じ。
法定通貨を仮想通貨に変えることが、まずは入口。
仮想の金融空間みたいな感じで、世界が一気に広がりますよ。
DeFiでやってみるべきこと
ぼくの私見ですが、正直今のところDeFiでやってみるべきことは、まだありません。
結局ないんですか、、、
なぜなら、DeFiをさわるには「コインの交換手数料」「送金手数料」などがかなり必要で、取り戻すにはリスクをとった運用をするしかないから。
ぼくは未来を信じているビットコインしか保有しない主義なので、アルトコインに変えるのは抵抗ありです、、、
ビットコイン自体の値動きがリスクなのに、それ以上にリスクをとるのは許容できなそう、、、
もちろん、かなり面白い技術で今後伸びていくのは間違いないのですが、ぼくのようなそこまでITリテラシーが高くない人には、まだちょっと早すぎるかと。
この辺りは人にもよるかもですが、少なくとも自分のわからない分野にまで手を出す必要はありませんよ。
DeFiを使わずにビットコインを増やす方法
ずばり、中央集権型の仮想通貨取引所をつかってコインを貸し出す(レンディング)こと。
これで1%~5%くらいの年利でビットコインを運用できます。
コインチェックなどの仮想通貨取引所も中央集権型に分類されますが、このような取引所でもレンディングを行っています。
貸し出すと一定期間引き出せないですが、長期保有の人には良いサービスですね
たとえば、コインチェックの場合だとこんな感じです。
※2020/01/22時点
1年で5%の利回りなら、是非使いたいところですよね。
でも残念ながら空き枠が少なく、ぼくが見るときは常にこんな感じ、、、
※2020/01/22時点
どこの取引所でも、レンディングサービスは人気でして、かなり枠は少ない状況。
空いていたとしても、ちょっと聞いたことがない取引所だったりして不安です、、、
Bitcoin Exchange | Cryptocurrency Exchange | Binance
フレキシブルセービングというサービスで、年利が1.2%(いつか変わるかも)。
ちょっと物足りない年利かもですが、ウォレットにただ保管しているよりは良いかと思います。
バイナンスでDeFi仮想通貨特典を獲得| DeFiイールドファーミング| Binance.com
ほとんどの人は、コインチェックなどの日本円が使える取引所からバイナンスへ送金し、バイナンスでセービングすることになりますね
これらのレンディングやセービングは、仮想通貨自体の値動きに加えて、コインの枚数が増えていくことになります。
実際は、仮装通貨の値動きが20%近くあるので、年利1%でコインの枚数が増えたところで大きな影響はありません。
が、何もせずにウォレットに保存しておくよりはマシ。
着実かつカンタンにビットコインを増やすのであれば、現時点では、この方法がオススメですね。
まとめ:DeFiの将来はこれから楽しみ
この記事の内容をまとめます。
DeFiを超初心者向けにカンタンに解説
- 分散型金融
- メリット:手数料が安くてスピーディー
- デメリット:個人で責任を持つ必要あり
DeFiをつかってできること
- 仮想通貨は、円やドルのように使えるお金
- DeFiで金融サービス群が使えるようになる
- が、まだ使うには早すぎるかも、、、
- 仮想通貨の取引所で、レンディングやセービングがおすすめ
DeFiという、将来的に楽しみな分野について紹介してきました。
でも、ぼくが使いこなすにはちょっと早すぎました、、、
とは言え、仮想通貨はまだまだこれから伸びる分野。
これから先、DeFiがもっとカンタンに利用できることを期待しましょう笑。
では、ここで記事を終えます。
※記事で紹介した取引所のリンクを置いておきます。
- コインチェックのリンク(まず仮想通貨を手に入れたい人はここから)
- バイナンスのリンク(手に入れた仮想通貨を増やしたい人はここから)
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