お金を貯めるために節税をしたいなあ、、、でも税金のことがよくわかりません、、、源泉徴収に基礎控除という項目があったのですが、これは何なのでしょうか。
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、ゴリゴリ節税対策をしています。
こんな僕が解説していきます。
では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
基礎控除についてカンタンに解説
基礎控除とは、収入がある人すべてに適用される「所得控除」の1つ。
基礎控除は「所得控除」の1つなので、所得税・住民税ともに下記のSTEP2に該当します。
そもそも計算の流れがわかりません、、、
という人は、まず下記の記事を先に読んでみてください。
基礎控除の金額
基礎控除の金額はこちらのとおり。
2020年から上記の表のとおりとなっています。
たいていの人が、所得税48万円、住民税43万円の控除ですね
平均的な会社員の所得税率は10~20%なので、4.8~9.6万円の手取りアップ。
住民税は原則一律10%なので、4.3万円の手取りアップという感じ。
基礎控除は、収入があればどんな人でも対象なので、これはありがたいですね。
103万の壁には基礎控除も含まれます
パートの人などが、「103万の壁が~」などと言うのを聞いたことはないでしょうか。
これには、基礎控除が関係しています。
具体的な計算は以下のとおり。
103万円からは、所得税がかかるので「103万の壁」と言われるわけですね
ちなみに、「住民税」は基礎控除が43万円と所得税よりも5万円少ないので、他の控除がない限り5万円が課税所得となります。
住民税は原則税率10%なので、所得割額が5,000円。
均等割額5,000円を加えて「1万円が住民税」となります。
103万円を超えると手取りが減るのでしょうか、、、
と心配する人がいますが、それは大丈夫です。
103万円を超えた額に対して課税をされるので、課税はされますが働いた分だけ手取りは増えていきます。
このあたりは別記事でも解説していきますね。
まとめ:基礎控除は税金の基本です
この記事の内容をまとめます。
基礎控除についてカンタンに解説
- 基礎控除とは、収入がある人すべてに適用される所得控除の1つ
103万の壁には基礎控除も含まれます
- 給与所得控除+基礎控除が103万円の壁の正体
節税をしたいのでれば、まずは税金について詳しくなる必要があります。
基礎控除は税金の基本ですので、ぜひ覚えておきましょう。
この記事はここまでです。
では。
✓所得税・住民税の計算方法を知りたい人向け