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医療費控除についてわかりやすく解説【節税】|薬局の商品も一部対象

医療費控除についてカンタンに解説【節税】|薬局の商品も一部対象

お金を貯めるために節税をしたいなあ、、、でも税金のことがよくわかりません、、、医療費控除が節税になるって聞いたことがあるのですが、一体どういうことなのでしょうか、、、?

 

 

こんな疑問にこたえます。

 

 

✓この記事の内容
  • 医療費控除についてわかりやすく解説【節税】
  • 医療費控除と合わせて知っておくべきセルフメディケーション特例

 

 

こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。

2026年のセミリタイアを目指して、ゴリゴリ節税をしています。

 

 

こんなぼくが解説をしていきます。

では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。

 

 

医療費控除についてわかりやすく解説【節税】

医療費控除についてカンタンに解説【節税】

 

医療費控除とは「所得控除」の1つで、かかった医療費が所得から控除されるものです。

 

 

所得税・住民税の計算で言うと、両方とも下記のSTEP2に該当します。

 

 

所得税ステップ2

 

 

住民税ステップ2

 

 

そもそも計算の流れがわかりません、、、

 

 

という人は、まず下記の記事を先に読んでみてください。

 

  

www.akanoren.net

 

  

医療費控除の効果

 

たいていのサラリーマンの場合、所得税率は10~20%ですから、医療費控除によって医療費の10%~20%が返ってくるイメージ。

なお住民税率は一律10%です。

 

 

ただし、対象となるのは医療費が年10万円以上の分についてです。

 

 

年間30万円の医療費がかかった場合、20万円が医療費控除の対象となるので、所得税は2~4万円、住民税は2万円が返ってきますね

 

 

医療費控除の効果

  

 

これが医療費控除の効果です。

 

 

医療費控除の対象

 

医療費には、いわゆる医師の診療・治療はもちろん、歯の治療や医薬品の購入なども含まれます。

 

 

微妙な場合は、国税庁の「医療費控除の対象となる医療費」のページをチェックすると良いかと

 

 

さらに医療費控除には、自分だけではなく、生計を一にする配偶者やその他の親族のために払った医療費も含まれます。

 

 

たとえば、家族で合計30万円の医療費がかかったとして、夫の所得税率が20%、妻の所得税率が10%だとします。

 

 

 

この場合、所得税率の高い人の税率で控除をしたほうが、戻ってくるお金が大きいことになるのでオトクになります。

 

 

節税効果

 

 

この例の場合、誰の名義で医療費控除をするかで、なんと2万円の差が生まれるので、かなり重要なポイントです

 

 

このように医療費控除はじぶん以外の家族も対象であり、だれの税率で計算するかを選べるので、節税の工夫ができるポイントですね。

 

 

医療費控除の手続き

 

医療費控除をするには、確定申告が必要です。

年末調整では対応できません。

 

 

確定申告するのって、かなり大変と聞きました、、、

 

 

という人もいるでしょう。

しかし、国税庁のHPからフォーマットに沿って入力していくだけなので、想像しているよりもずっとカンタンです。

 

 

確定申告

 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm

 

 

ネットショッピングするくらいの気軽さで確定申告の書類は出来ちゃいますよ

 

 

ちなみに、医療費控除の根拠となる領収書は、5年間提示をもとめられる場合もあるので、きちんと保管をしておくことをオススメします。

 

 

医療費控除と合わせて知っておくべきセルフメディケーション特例

医療費控除と合わせて知っておくべきセルフメディケーション特例

 

医療費控除と合わせて知っておくべき仕組みとして、「セルフメディケーション特例」というものがあります。

 

 

セルフメディケーション特例とは

 

セルフメディケーション特例とは、ドラッグストアなどにおける特定の医薬品については、この購入額を所得控除するというものです。

 

 

医療費控除の、ドラッグストアで買える医薬品バージョンみたいな感じですね

 

 

なお、セルフメディケーション特例の対象になる商品には、対象商品である旨が記載されますので、すぐにわかります。

 

 

セルフメディケーション特例

 

  

セルフメディケーション特例の効果

 

セルフメディケーション特例の効果は、1万2千円以上の買い物に対して最高10万円まで、所得控除になります。

 

 

セルフメディケーション特例の効果

 

  

病院にあまり行かずに、ドラッグストアなどで医薬品を買うことが多い人にとってはかなり便利な制度ですね

 

 

ちなみに医療費控除と同様に、じぶんだけでなく家族の分も含めて控除を受けることが可能です。

 

 

セルフメディケーション特例の条件

 

ただし、セルフメディケーション特例の重要な条件として、「医療費控除との併用は出来ない」という点があります。

 

 

年末に医療費控除の対象額と、セルフメディケーション特例の対象額を比べてみて、戻ってくる金額が大きなほうを選択するのが良いですね

 

 

このためには、対象となる領収書は保管するクセをつけておくことが重要かと。

 

 

なお、セルフメディケーション特例も医療費控除と同様に確定申告が必要となります。

忘れないように注意ですね。

 

 

 

まとめ:医療費控除はわかりやすい節税対策の1つです

まとめ:医療費控除はカンタンな節税対策の1つです。

 

この記事の内容をまとめます。

 

 

医療費控除についてわかりやすく解説【節税】

  • 医療費が所得から控除される仕組み
  • 10万円以上の医療費分について所得から控除される
  • 自分だけでなく、家族でまとめることも可能(税率は要チェック)
  • 確定申告が必要

医療費控除と合わせて知っておくべきセルフメディケーション特例

  • 特定の医薬品の購入について、所得から控除される仕組み
  • 1万2千円以上の費用分について所得から控除される
  • 自分だけでなく、家族でまとめることも可能(税率は要チェック)
  • 医療費控除かセルフメディケーション特例のどちらかしか使えない
  • 確定申告が必要

 

 

 医療費控除についてまとめてきました。

 

 

わりとカンタンな節税対策になるので、今日から医療費の領収書は集めるようにしておきましょう。

 

 

人によっては年間数万円の節税になるので、けっこう大きいですよ

 

 

では、この記事はここまでです。

 

 

✓所得税・住民税の計算方法が知りたい人はこちら

 

www.akanoren.net