毎月の生命保険料が高いなあ、、、保障は変えずに出来るだけ節約をしたいのですが、何か良い方法はありますか?
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、資産は約4300万。
お金については、わりと詳しい方かと。
こんなぼくが解説をしていきます。
では3分で読めるので、サクッと見ていきましょう。
生命保険料は年払い・一時払いでマルっと支払うのがオトクな話
「生命保険料の支払い=月払い」と思っている人が多いかもですが、年払いを使えば約3%、一時払いを使えば約6%はオトクになります。
生命保険料を年払い・一時払いするとオトクな理由
生命保険料を年払い・一時払いするとオトクになるのは、「今のお金の価値の方が、将来のお金の価値よりも高い」から。
たとえば、現在の100万円を利回り3%で10年運用すれば、「134万円」になります。
保険会社は保険金を運用して儲けるビジネスモデル。
10万円×10年という支払い方だと、保険会社は資産運用のメリットが小さくなってしまいますね
こういう理由で、毎月の支払いよりも年払いや一時払いのほうが、生命保険料が割引されるということですね。
生命保険料を年払いや一時払いするときのデメリット
生命保険料を年払いや一時払いするときのデメリットとしては、「まとまったお金が出ていってしまうこと」です。
生活費が苦しい場合は、選ぶのがむずかしいですね、、、
逆に言うと、年払いや一時払いするお金があるのであれば、わざわざ月払いにする理由はありません。
すぐに支払い方法を変更するのがオススメです。
ぼくも両親が入ってくれていた生命保険を、月払いから一時払いに変更して割引を受けましたよ
生命保険料控除を受ける場合でも、年払いや一時払いの方が良いのか
「生命保険料控除」について気になる人もいるでしょう。
年払いの場合は、月払いと変わらず生命保険料控除が受けられます。
一方で一時払いの場合は、支払いを行った1年のみが生命保険料控除の対象となります。
一時払いの割引額にもよりますが、「おおむね一時払いのほうがオトクなことが多い」かと。
なぜなら、生命保険料控除(一般生命保険料控除)で控除できる金額は、普通のサラリーマンの場合年8000円程度だから。
生命保険料が総額600万円だとすると、割引率6%で一時払いをすると36万円が節約できます。
これは生命保険料控除の45年分に相当します。
こんなに時間がかかるなら、一時払いで割引をしてもらったほうが良さそうです
ちなみに、生命保険料控除は「所得控除」の1つで、払った保険料がそのまま税金から引かれるわけではありません。
詳しくは下記の記事で解説をしていますので、興味があれば見てみてください。
年払いした生命保険料を解約したりする場合はどうなるのか
途中で解約する場合について心配な人もいるでしょう。
こちらも特にデメリットはありません。
原則、対象の月以降のお金は、きちんと返金されるのでご安心を。
年払いできるのであれば、年払いした方が良さそうですね
まとめ:生命保険料には定価がある
この記事の内容をまとめます。
生命保険料は年払い・一時払いでマルっと支払うのがオトクな話
- 年払いを使えば約3%、一時払いを使えば約6%オトク
- 今のお金の価値の方が、将来のお金の価値よりも高い
- デメリットはまとまったお金が出ていってしまうこと
- 生命保険料控除よりも、一時払いのほうがオトクな場合が多い
- 年払いした場合、途中解約する場合などの返金も対応可
この記事を通してわかるのは、「生命保険料には定価がある」ということです。
月払いは分割払いみたいなものでして、その分手数料が高いだけ。
つまり、生命保険料の本来の定価は「一時払いしたときの金額」と言えますね
サクッとできる節約術なので、すでに保険に入っている人はぜひ検討してみてください。
他にもお金の知識に興味がある人は、ぼくのオススメ記事などのリンクを置いておくので、見てみてください。
では、ここで記事を終えます。