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株価下落時に、売却と空売りのどちらを選ぶべきか|結論、売却です

株価下落時に、売却と空売りのどちらを選ぶべきか|結論、売却です

そろそろ株価が下落しそうだな、、、下落するのをただ眺めているだけではなくせっかくなら資産を守りたい、、、。「売却」と「空売り」のどちらを選ぶ方がいいのかな?

 

 

こんな疑問にこたえます。

 

 

✓この記事の内容
  • 株価下落時に、売却と空売りのどちらを選ぶべきか|結論、売却です

 

 

こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。

2026年のセミリタイアを目指しており、現在の資産は約4,500万。

投資歴は約10年です。

 

 

こんなぼくが解説していきます。

では、サクッと見ていきましょう。

 

 

株価下落時に、売却と空売りのどちらを選ぶべきか|結論、売却です

株価下落時に、売却と空売りのどちらを選ぶべきか|結論、売却です

 

ぼくの結論としては、「売却」のほうをオススメします。

 

 

「空売り」よりも「売却」をオススメする理由

 

理由としては、わざわざ空売りしても結局は大差がないから。

 

 

下記の4パターンでシミュレーションしてみましたので詳しく解説します。

 

 

パターン①:株価が10%下落(売却100万、空売り100万)

 

金融資産1000万を運用しているとして、売却したときと空売りしたときで資産がどのように変化するかを計算しました。

 

 

1つ目のパターンは、株価が10%下落したときに、100万円売却する場合と100万円を空売りする場合の比較です。

 

 

パターン1

  

 

結果としては、ほとんど差がないことがわかるかと

 

 

これくらいの差しかないなら、わざわざ空売りしてリスクを背負う必要もなさそうですね。

 

 

パターン②:株価が20%下落(売却100万、空売り100万)

 

次に、株価が20%下落した場合はどうなるかを計算してみました。

結果は下記のとおり。

 

 

パターン2

  

 

こちらも大差ありませんね、、、

 

 

空売り額に対して、運用している金額の下落のほうが大きすぎて、むしろ差は縮まっています。

 

 

パターン③:株価が10%下落(売却200万、空売り200万)

 

続いて、下落は10%に戻して売却と空売りを200万に設定してみます。

 

 

パターン3

 

 

差はパターン①の2倍になっていますが、個人的にはわざわざ空売りするほどの差ではないかと、、、

 

 

パターン④:株価が10%下落(売却500万、空売り500万)

 

最後は思い切って、500万分の売却と空売りで想定してみました。

 

 

パターン4

 

 

ここまですると、さすがにやや差が出てきていますね

 

 

運用中の資産の50%を空売りすれば、多少のリスクへッジにはなりそうです。

ただし売却のほうが下落後の投資余力(現金)は多いので、次の投資に備えることができます。

 

 

こう考えると、この程度の差で空売りを選ぶ価値があるかは微妙なところかと、、、

 

 

以上、4パターンを比較しましたが、空売りのほうが有利ということはなさそうです。

 

 

こういうわけで、ぼくは空売りよりも売却でポジションを修正するほうが効率的な運用ができると考えています。

 

 

まとめ:投資はなるべくシンプルなほうが良い

まとめ:投資はなるべくシンプルなほうが良い

 

この記事の内容を、簡単にまとめておきます。

 

 

株価下落時に、売却とヘッジで空売りのどちらを選ぶべきか

⇒結論、売却です

⇒理由は、空売りしても売却と大差ないから

  • パターン①:大差なし
  • パターン②:大差なし
  • パターン③:大差なし
  • パターン④:空売りのほうがやや資産増だが、投資余力は売却のほうがかなり多い

 

 

 

シミュレーションをしてみてわかったのは、空売りをするならそれなりの資金を投下する必要があるということ。

 

 

運用中の資産に対して50%を空売りしたとしても、正直大きなメリットがあるとは言えなさそうです。

これが80%くらいになるとインパクトがあるのでしょうが、現金余力が十分にないとキビシイでしょう。

 

 

結局は、シンプルな投資スタイルが良さそうということですね

 

 

金融商品は複雑なものも多いですが、できるだけシンプルな設計で自分が理解できるものに限って投資をすることが重要です。

 

 

ぼくのポートフォリオは簡単な商品しか入れていないので、興味があれば見てみてください。

 

 

>> ぼくの資産公開の記事はこちら

 

 

では、この記事はここまでです。