やよいの青色申告を使おうか悩んでいます。実際に使っている人の意見を聞きたいです、、、ちなみに会計の知識もさっぱりなので、最低限の知識などもあれば一緒に教えてほしいなぁ、、、
こんな疑問に答えます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
副業歴1年の開業届も出している個人事業主で、やよいの青色申告ユーザーです。
ちなみに、10年以上前に簿記3級はとりましたが、ほぼ覚えていません、、、
こんなぼくが解説していきます。
では、サクッと見ていきましょう。
✓副業の確定申告についてのまとめ記事はこちら
やよいの青色申告を徹底レビュー|会計の超初心者がステマなしで解説
良い面も悪い面も、徹底的にレビューしていきます。
やよいの青色申告徹底レビュー①:勘定科目がわからなくても使える
やよいの青色申告を使ってみてかなり便利だったのは、勘定科目がわからなくても使えるということ。
そもそも勘定科目とは、出入りしたお金の種類のようなもので、日常あまり聞きなれない名前です。
他にも無数にあるので、勘定科目を覚えることから始めるのは大変かと、、、
が、やよいの青色申告であれば、「どんな使い方をしたか」というシチュエーションを選択するだけで、相応しい勘定科目を設定してくれます。
たとえば個人事業主ではない、プライベート用のクレジットカードで支払った場合などは、下記のような感じです。
通常であれば、クレジットカードは未払金となり、かつ個人事業主がプライベートの自分からお金を借りているという処理が必要。
このややこしいお金を一発で処理してくれるシチュエーションが選択できるので、初心者でもかなり安心です
すっかり簿記を忘れているぼくでも、すぐに理解することができましたので、ここは心配する必要はないかと。
やよいの青色申告徹底レビュー②:自動で財務諸表が作れて衝撃
やよいの青色申告では、お金をぽちぽちと入力するだけで、まるで上場企業のような財務諸表を自動でつくってくれます。
具体的にはこんなイメージ。
もちろん、詳細な内訳も見ることができます。
ぼくとしてはこれがかなり衝撃でして、一気に個人事業主になった実感が湧きました
もともとやよいの青色申告を始めるまでは、過去にやった簿記の記憶を思い出し「あ~ちょこちょこ数字合わせするのメンドイなぁ、、、」と思っていました。
が、やよいの青色申告を使ってお金の種類さえ入力すれば、簿記レベルの財務諸表が一気にできてしまったわけです。
昔、簿記を勉強した意味ないじゃん、、、
と、少し残念になるくらいにあっけなく作業が出来ますので、「いざ確定申告に向けた準備!」と気負う必要はまったくないかと。
やよいの青色申告徹底レビュー③:途中で辞められるという安心感
やよいの青色申告は、なんと「初年度が無料」(セルフプランの場合)なので、いつでも途中で辞められるという安心感があります。
というのも、個人事業主1年目は正直お金が稼げるかどうかの確信がない人がほとんどではないかと、、、
ぼくも全く同じでして、「1年目から稼げるかわからないのに、有料で青色申告のソフトを入れるのは嫌だなぁ、、、」と思っていました。
事実として、クラウド申告ソフトのシェアNo.1なので、まず間違いない選択肢かと。
(2021年6月時点)
ただし注意点として、初年度無料キャンペーンはいつ終了するかわかりません。
もしかすると明日が締め切りかもしれませんから、どうせ無料で損はないので早めに申し込みだけはやっておくのが得策。
リンクを下に置いておきます。
やよいの青色申告徹底レビュー④:わからないところは自分でググるスキルが必要
先ほど紹介したセルフプランでは、文字通りセルフで入力を行う必要があります。
そのため操作の質問をすることができず、わからないところは自分でググって調べることになります。
ぼくも簿記をほぼ忘れているので、わからないところはググって調べました。
と言っても、調べたのは2つか3つくらいなので、ふつうに検索できる人であれば心配ないですよ
重要なのは、無料キャンペーン中にとりあえずセルフプランにで入っておくことでして、詳しい操作方法は後付けでも大丈夫です。
やよいの青色申告を使うための、最低限の会計知識
そうは言っても、他のレビュー記事を読んだりすると、やよいの青色申告は簿記の知識がないとむずかしいという意見もありました、、、
ぼくはそんなに気になりませんでしたが、もしかするとこんな人もいるでしょう。
そこで「1年間無料などのメリットは魅力的だけど、簿記の知識が必要と言われると悩むなぁ」という人向けに、やよいの青色申告を使うに当たって最低限の会計知識を紹介しておきます。
最低限の会計知識:仕訳とはお金の動きをわけること
会計に一番大事な考え方が「仕訳」です。
仕訳とは、カンタン言うとお金の動きをわけることです。
たとえば5万円のカメラを現金で買った場合、単純に5万円のカメラを買っただけではなく、現金として5万円が出ていきます。
上記の画像の右と左をセットで記載していくのが、青色申告で必要となる「複式簿記」という仕組み
ここは、考え方の背景として最低限知っておきましょう。
最低限の会計知識:振替とは仮で計上していた仕分けを別の仕分けに直すこと
では、もし5万円のカメラをクレジットカードで買った場合を考えてみます。
今すぐに現金5万円が出ていくわけではないので、5万円は「借金」の扱いと同じになります。(未払金)
クレジットカードを使うのが「借金」というのは、実感がないかもですが、会計上はこのような考え方になります
では、これがどのような仕訳になるかと言うと、下図のとおり。
未払金が相殺されていますね
このように「未払金」となっていた仕訳を「普通預金」にするような変更のことを「振替」と呼びます。
この考え方を知っておけば、基本的な仕訳の考え方が理解できるはずですよ。
最低限の会計知識:事業主借が便利
これは個人事業主向けの知識です。
会計上は、「個人事業主としての自分」と「プライベートとしての自分」は別の財布として扱います。
個人事業主の場合は、プライベート用の財布からお金を立て替えたりするときもあると思います。
こういうときに便利なのが、「事業主借(反対は事業主貸)」という勘定科目。
https://hajimete-kaigyo.com/archives/134/
「個人事業主としてのあなた」が「プライベートとしてのあなた」からお金を借りているという図式になります
こうすることで、「個人事業主としてのあなた」の負債が増えていくわけですが、現実的には自分から自分にお金を貸しているだけなので問題ありません。
もう少し詳しく知りたい人は、下記のサイトがわかりやすいのでリンクを貼っておきます。
事業主貸、事業主借とは?仕訳例と注意点を税理士が解説! | スモビバ!
まとめ:やよいの青色申告なら初心者でも楽勝で確定申告できる
この記事の内容をまとめます。
やよいの青色申告を徹底レビュー|会計の超初心者がステマなしで解説
- 勘定科目がわからなくても使える
- 自動で財務諸表が作れて衝撃
- 途中で辞められるという安心感
- わからないところは自分でググるスキルが必要
やよいの青色申告を使うための、最低限の会計知識
- 仕訳とはお金の動きをわけること
- 振替とは仮で計上していた仕分けを別の仕分けに直すこと
- 事業主借が便利
初心者の場合、「税金」ということばを聞くだけで、なんだか嫌な気持ちになる人もいるはず。
実はぼくも同じでして、「新しいソフトを入れてお金を整理するなんてメンドすぎる、、、」と思っていました。
でも、やよいの青色申告を使えば、控えめに言って労力が想定の80%カットくらいでした
さすがに労力ゼロとは言えませんが、いつかやらないといけないことです。
また、やるなら領収書などが溜まりすぎる前に準備しておいた方が、作業量は少ないはず。
なので今日はステップ1として、まずはやよいの青色申告に無料申し込みまでしておけば、税金対策に一歩踏み出せます。
繰り返しですが、いつかやらないといけないので、とにかく一歩踏み出しておきましょう。
リンクを下記に置いておきます。では。
✓副業の確定申告についてのまとめ記事はこちら