副業でブログやYouTubeをしているのですが、確定申告についての知識がほぼありません。いろいろ書類が必要みたいですが、ぼくにとって必要な書類が何かを知りたいです、、、
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
副業歴1年のブロガー兼投資家で、確定申告も経験済です。
こんなぼくと同じような収入を持つ人向けに解説をしていきます。
では、サクッと見ていきましょう。
✓副業の確定申告についてのまとめ記事はこちら
副業の確定申告に必要な書類を解説|ブロガー、YouTuber向け
この記事では、具体的にシチュエーションを想定して解説します。
当てはまる人は、そこそこいるのではないでしょうか。
- 会社員として給与収入がある
- 副業でブログやYouTubeをやっている(少ないながらも、毎月の副業収入はある)
- FXやCFDで投資をやっている
- ふるさと納税をやっている
- 生命保険を契約している
当てはまらない項目があれば、飛ばして読みしてもらってOKです
結論として、必要な書類は下記の通り。
- 源泉徴収票 ⇒会社の給料
- 開業届 ⇒副業ブログ、YouTube
- 青色申告承認申請書 ⇒副業ブログ、YouTube
- 青色申告決算書 ⇒副業ブログ、YouTube
- 年間取引報告書 ⇒CFD、FX
- 寄付金受領証明書 ⇒ふるさと納税
- 生命保険料控除証明書 ⇒生命保険
- 確定申告書B ⇒全体
漢字が多すぎてワケがわかりません、、、
と思う人もいるかもですが、出来るだけカンタンに解説していきますので、1つずつ見ていきましょう。
副業の確定申告に必要な書類|源泉徴収票
源泉徴収票は会社員であれば、会社がくれる下のような紙です。
これは知っている人も多いかもですね
会社のポータルサイトなどから印刷できるはずなので、源泉徴収票が発行される年末には印刷しておきましょう。
副業の確定申告に必要な書類|開業届、青色申告承認申請書
開業届と青色申告の申請は、確定申告の前にやっておくべき手続きになります。
役割は下記のとおり。
- 開業届:出すと個人事業主になれる
- 青色申告承認申請書:出すと最大65万円の所得控除ができる
ブログやYouTubeをやっている人で、定期的な収入があり、かつ開業届を出しているときは、税務署から「事業」として認めてもらえる可能性があります。
「事業」になれば、青色申告が使えるので節税になりますよ
でも、そんな書類をいちいちつくって出すのはメンドイです、、、
という人もいるでしょう。
ぼくも書類を提出していますが、案外カンタンで1時間もあれば出来てしまいますよ。
※なお開業freeeという無料サービスを使えば、オンラインで項目を埋めていくだけ、かつガイド付きなのでさらに楽ちんです。ポチポチ入力すればサクッとできちゃうので便利です。
副業の確定申告に必要な書類|青色申告決算書
青色申告の申請をした人は、青色申告決算書をつくることになります。
えぇぇ、簿記もやったことないし、決算書とかムズ過ぎです、、、泣きたい、、、
と思ったかもですが、これは勘違いです。
今なら「やよいの青色申告」という会計ソフト使えば余裕です。
ツールを入れて、ポチポチ入力していけば決算書ができてます。
ぼくも以前はビビッていましたが、想定の20%くらいの労力しかかからず、マジでカンタンでした
なお「やよいの青色申告」は1年間無料で使えるので、とりあえずサクッと導入だけしておき、確定申告前にちょこちょこ触ってみると良いかと。
確定申告のときにバタバタしなくて済みます。
やよいの青色申告の使用感は、下記のレビュー記事に書いています。↓↓
補足:税理士はいれなくてOK
「事業をやるなら、税理士を入れなくては!」と力んでしまう人もいますが、ぶっちゃけ税理士はガッツリもうけ始めてからで良いです。
そもそも、確定申告はすこしまちがってしまっても問題ありません。(もちろんワザとはNGですよ)
税理士に払うお金も高いので、じぶんで出来るようになる方を目指しましょう
副業の確定申告に必要な書類|年間取引報告書
CFDやFXの年間の成績をまとめたのが、年間取引報告書です。
ちなみに、マイナスが出ている場合は3年間までマイナスを繰り越して、翌年のプラスと相殺することができますよ
損失が出たからと言って諦めることなく、翌年の節税にあてていきましょう。
副業の確定申告に必要な書類|寄付金受領証明書
寄付金受領証明書とは「ふるさと納税」に関する書類で、郵送で送られてきます。
詳しくは下記の記事で解説しています↓↓
でも、「ワンストップ特例」をつかえば確定申告がいらないと聞きました、、、
実はワンストップ特例というのは、確定申告をしない人だけしか利用できない仕組み。
ふだん確定申告をしない、会社員向けの制度というワケです
ほかの収入があって確定申告をするときは、ふるさと納税も一緒に確定申告しないと、「単なる寄付」になってしまいますので要注意ですよ。
副業の確定申告に必要な書類|生命保険料控除証明書
保険に入っている人は、「生命保険料控除証明書」の用意もしておきましょう。
そもそも生命保険料控除って何ですか、、、?
という人は、こちらの記事を読んでみてください。
副業の確定申告に必要な書類|確定申告書B
さて、いよいよ最後のまとめです。
これまで集めた情報を、確定申告書Bに入れていきましょう。
確定申告書Bはこちらになります↓↓
うげ~いろんなところに入力しないといけないのか、、、
と思った人もいるかも。
でも、先ほど紹介した「やよいの青色申告」を導入しているなら、画面に沿ってポチポチやっていくだけでこのシートが完成します。
1点注意点として、CFDやFXの申告する画面はデフォルトの流れでは出てこないので、必要な人は下記リンクを参考にするとよいです。
[第三表][第四表]または[付表]の入力画面を表示したい| 弥生会計 サポート情報
これで、確定申告が完了。お金が少しでも戻ってくると嬉しいですね。
副業をはじめたら、税金対策も一緒に始めよう
「副業をはじめたらまずは副業に専念すべき」という考え方もあるでしょう。
でも副業歴1年のぼくとしては、「副業をはじめると同時に税金対策もしておくこと」をオススメします。
というのも、ぼく自身が後回しにした結果、領収書などをとりまとめるのにとても苦労したから、、、
できるところから1歩踏み出してみれば、あとはツールなどが助けてくれます。
いつかやらないといけないことですし、少しでも知識を得た「今」が絶好のスタートチャンスかと。
記事内で紹介したリンクを置いておきます。
では、あなたの副業を応援しています。
※この記事を書いているときは1年間無料キャンペーンをやっていますが、無料キャンペーンがいつ終了するかは不明です。気になるなら無料のときにサクッと導入しておくのが◎です。
✓副業の確定申告についてのまとめ記事はこちら