日銀がCBDCに取り組んでいると聞きました。CBDCって何なのかよくわからないので、誰か教えてください、、、。
こんな疑問に答えます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、現在の資産は約4700万。
マネーリテラシーを上げるため、これまで30冊以上のマネー本を読んできました。
こんなぼくが解説していきます。
では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
日銀が取り組むCBDCをわかりやすく解説|将来性アリです
CBDCとは、中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency)のこと。
楽天ポイントは楽天の各サービスで使えるお金ですが、この日本円ver.みたいなものです。
なおCBDCは、下記の3つの条件を満たしていることが定義とされています。
- (1)デジタル化されていること
- (2)円などの法定通貨建てであること
- (3)中央銀行の債務として発行されること
日銀が取り組むCBDCと仮想通貨との違い
仮想通貨はプライベートなデジタル通貨の1種でして、CBDCは中央銀行が発行するデジタル通貨のこと。
https://www.iima.or.jp/docs/newsletter/2021/nl2021.01.pdf
また、ビットコインなどのいくつかの仮想通貨は発行枚数が決まっていますが、CBDCは日銀がいくらでも日本円を刷ることができるように、発行枚数に制限がありません。
(発行枚数に制限のない仮想通貨もあります)
CBDCは仮想通貨ではないので、共存共栄ができそうですね
日銀が取り組むCBDCの使用開始の時期
日銀はCBDCについて2021年4月から実験段階をしていますが、使用するかどうか・使用開始の時期などは未定です。
アメリカや中国も研究を行っており、世界的にも注目度高め。
どこが最初に開始するか、競争が激化しています。
個人的には、2030年までには普及していると予想しています
日銀が取り組むCBDCのメリット・デメリット
国民にとってのCBDCのメリットは下記の通り。
- 現金が不要なので紛失や盗難のリスクが低い
- 収入、支出がすべて記録されるので納税手続きがラク(というかほぼ不要)
- 支払いがスピーディー
- 釣り銭の間違いなどのリスクがない
一方デメリットはこちら。
- 国にお金のすべてを把握されることになる
- すべての店舗でCBDCへの対応が必要になる
ぶっちゃけ、国民側にとってはメリットもデメリットもそんなにないかも、、、
逆に発行する国側としては、紙幣管理や製造のコストが削減できるので、圧倒的にメリットがありそうです。
これだけデジタル化している世界で、現金だけが生き残るとは思えません。
いつになるかはわからないけど、CBDCはいつか普及すると思って間違いないでしょう。
まとめ:CBDCの動向を見守りながら投資先を探そう
この記事の内容をまとめます。
日銀が取り組むCBDCをわかりやすく解説
- CBDCとは、中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency)のこと
日銀が取り組むCBDCと仮想通貨との違い
- 仮想通貨はプライベートなデジタル通貨の1種
- CBDCは中央銀行が発行するデジタル通貨のこと
日銀が取り組むCBDCの使用開始の時期
- 2021年4月から実証実験中
- 採用するかどうか・使用開始の時期などは未定
日銀が取り組むCBDCのメリット・デメリット
- 国民側のメリット・デメリットはそんなにない
- 国側のメリットは紙幣管理や納税面で大きい
CBDCは世界中で開発・研究がされていますし、実際かなりの可能性で採用されるのではないかと。
CBDCを導入するには、お店などにも機器を導入したりすることが必要。
つまり、関連銘柄は大きな利益を上げるチャンスです。
CBDCの動向はしっかり見守っていきたいですね
この記事はここで終わりです。
では。