こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
仮想通貨が大好きで1000万円以上を投じている、
個人投資家です。
朝起きるとビッグニュースが出ており、
大手の仮想通貨取引所であるFTXが、
チャプター11と呼ばれる破産法の申請をしていました。
負債額はなんと1.3兆円という、とんでもない数字です。
今回の事象は「仮想通貨界のリーマンショック」
とも呼ばれており、
界隈では仮想通貨を引退している人も多数出ている模様。
原因や経緯については、
いろんなニュースサイトでまとめられていますので、
こちらを参照いただくとして、
この記事では、「じゃあこれから仮想通貨どうなるの!?」
というこれからの展望について考察してみたいと思います。
FTX破産法申請!これから仮想通貨市場はどうなるかを考察する。
大きく下記の3つのことが起きてくると思います。
- 長期停滞(仮想通貨の冬)の到来
- Binanceの一強体制
- DeFiの発展
FTX破産の後に起こること|長期停滞(仮想通貨の冬)の到来
FTXは仮想通貨取引所として、
世界2位の規模でした。
そのため、FTXが破産すると、
一気に市場が冷え込むと思います。
現時点のBTCのチャートは下記ですが、
売り圧がまだまだ出てくると思いますし、
ここから30%くらい下落してもおかしくありません。
一旦の下値目安は、
1万2000~1万3000ドルと想定します。
(執筆時1万6700ドルから▲30%)
これは2020年8月ごろの水準。
そして、おそらくここまで値が下げれば、
もう売る人もいなくなって、
閑散とした市況になると思います。
(すでに多くの人がいなくなっていますが・・・)
2018年にも仮想通貨バブルが弾けましたが、
この時は2年くらいの停滞期間がありました。
当時よりは、だいぶ投資商品として認知されてきたので、
2年も停滞することはないかもですが、
少なくとも半年~1年くらいは停滞してもおかしくないです。
ぺんぺん草も生えないような、
しみったれた相場がやってくると予想します。
FTX破産の後に起こること|Binanceの一強体制
世界の仮想通貨取引所で、
二大勢力になっていたのが、
BinanceとFTXでした。
でもFTXが破産した今、
Binanceの圧倒的な地位が明確になっています。
執筆時点での仮想通貨取引所ランキングがこちら。
取引高を見てもらうと、
2位以下と約9倍近くの差をつけています。
FTXが破綻したことで、
もはや世界的に信頼できる取引所はBinanceしかありません。
(ただし日本ではBinanceは認められていません)
Binanceが発行するBNBというコインも、
今後、どんどん強くなっていくかと。
こういうわけでBinanceの一強体制が強化されると想定します。
FTX破産の後に起こること|DeFiの発展
分散型金融と呼ばれるDeFiの分野が、
今後ますます発展すると考えます。
FTXはサム・バンクマン=フリードというCEOを頂点とした、
中央集権的な仮想通貨取引所でした。
(基本的にはどの組織もそうですが)
今回のFTX破綻は、
一部への権力の集中によって、
不正なお金の流れが作られたことにより発生したと考えられます。
(FTX⇒アラメダリサーチへの不正な資金融通)
一方DeFiでは、
あくまでプログラムされたシステムとして
金融サービスが稼働します。
ブロックチェーンによって、
基本的にはこの仕組みを誰も改変することができません。
そのため、中央集権的な組織にお金を預けるよりも、
安心できると考えられます。
実際、DeFiにはかなりの資金がすでに預けられており、
執筆時点でなんと43億ドル(約6000億円)。
今回、中央集権的な仮想通貨サービスの弱点が見えたことで、
さらにDeFiが盛り上がるだろうと考えています。
FTX破産法申請を受けて私がとった行動
今後について、上記の通りに想定をしている私が、
実際にとった行動は下記です。
- 長期保有は継続
- 価格下落を想定してリスクを減らす
FTX破産を受けて取った行動|長期保有は継続
基本的に、仮想通貨の長期保有は継続します。
ここまで可能性のある分野はなかなかないですし、
数年後にはBTCは確実に最高値を更新していると思います。
そのため、このタイミングで売却することはせず、
引き続き保有は続けていくつもりです。
FTX破産を受けて取った行動|価格下落を想定してリスクを減らす
一方で、直近では価格がまだまだ下がっていくと想定します。
FTXは関連会社も多く、
仮想通貨全体に対する影響はまだまだ見えてきていません。
そのため、価格下落のリスクを減らすべく、
DeFiでお金を借りていた分を一部返済しています。
※私はVenusというサービスを使って、
BTC、ETHを担保に無利子でお金を借りています。
気になる方は別記事をご覧ください。
BTCなどの価格が下落すると担保が弱くなり、
一定の金額を下回ると強制的に精算(ロスカット)されるのですが、
現時点の価格から▲45%くらいまで耐えられるようにしました。
(1万ドル近辺まで)
さすがにここまで安全にしておけば、
来たる仮想通貨の冬は乗り越えられると見込んでいます。
FTX破産の今、仮想通貨への投資はチャンスかもしれない
さてFTXが破綻して、
仮想通貨にはリーマンショック級の冬がやってこようとしています。
一方で、仮想通貨は将来性が高いので、
仮想通貨を始めるのであれば、絶好のチャンスかもしれません。
ウォール街には、
「強気相場は絶望の中で生まれ、懐疑とともに育ち、楽観により熟し、陶酔のうちに終わる」
という格言があります。
正直、今の仮想通貨は絶望の真っ只中。
Twitterを見ると、
仮想通貨の市場から退場していく人がたくさんいます。
でも格言の通り、
強気相場は絶望の中で生まれます。
仮想通貨への投資は、
もしかすると今が最大のチャンスかもしれませんね。
では。おしまい。
参考情報
日本の仮想通貨取引所であれば
金融庁の監督下に置かれているので、
安心度は非常に高いです。
取引所のランキングを見ると、
日本ではコインチェック が最大手のようです。
ただし、コインチェックは安心な一方で、
口座開設には数日かかります。
仮想通貨に興味があるなら、
早めに口座だけ作っておき、タイミングを待ち構えた上で、
いざ投資をするかは後で決める、というのも良い作戦だと思います。
下記にリンクを置いておきます。