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【DeFi】インパーマネントロスとは何か|回避・活用方法も解説

【DeFi】インパーマネントロスとは何か|回避・活用方法も解説

DeFiでスワップを使ってお金を増やしたいです。リスクとして「インパーマネントロス」というのがあると聞きましたが、一体どういう仕組みなのでしょうか、、、?

 

 

こんな疑問に答えます。

 

 

✓この記事の内容
  • 【DeFi】インパーマネントロスとは何か
  • 【DeFi】インパーマネントロスを回避・活用する方法 

 

 

こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です

2020年から仮想通貨を始めておりまして、DeFiにも夢中です。

 

 

インパーマネントロスで12万円ほどを損失しましたので、じぶんへの戒めを含めて解説します。

出来るだけカンタンに解説するので、サクッと見ていきましょう。

 

 

✓仮想通貨のまとめ記事はこちら

 

www.akanoren.net

  

 

【DeFi】インパーマネントロスとは何か

【DeFi】インパーマネントロスとは何か

 

インパーマネントロスとは、簡単に言うと「何もせずに仮想通貨をただ持っているほうが儲かってた、、、」という損失のこと。

 

 

【DeFi】インパーマネントロスが起きる仕組み

 

インパーマネントロスは、「価格変動」によって発生します。

イメージは下記のとおり。

 

 

インパーマネントロス 値上がり

 

 

価格の上がる通貨ほど、プール全体のバランスを保つために枚数が減るイメージです

 

 

スワップ用のプールには大原則があり、それが下記の2つ。

※コインの追加は無視した場合

 

 

  • (通貨1の枚数)×(通貨2の枚数)=一定
  • 預け入れした通貨の割合は一定

 

 

 

この仕組みに沿ってプール内の調整が起きると、インパーマネントロスが発生します。

 

 

【DeFi】インパーマネントロスが起きるとどうなるか

 

具体的なインパーマネントロスの動きは、下記のようになります。

 

 

インパーマネントロス 値上がり

 

 

  • 預け入れのままの場合:1BTC×400BUSD+100BUSD=500BUSD
  • 引き出しのままの場合:0.5BTC×400BUSD+200BUSD=400BUSD(▲100BUSD)

 

 

 

「100BUSD」がインパーマネントロスということになりますね

 

 

インパーマネントロスが発生すると、わざわざスワップなんかやらずに、ただコインを持っておけば良かった、、、という状態になるわけです。

 

 

【DeFi】インパーマネントロスを回避・活用する方法

【DeFi】インパーマネントロスを回避・活用する方法

 

インパーマネントロスの仕組みについて理解できたところで、これを避ける、または活用する方法も解説します。

 

 

【DeFi】インパーマネントロスを回避する方法

 

インパーマネントロスを回避するには、「ステーブルコイン×ステーブルコイン」のペアで預けるのが得策です。

 

 

インパーマネントロス ステーブルコイン

 

 

ステーブルコイン同士であれば価格変動がないので、インパーマネントロスは発生しないですね

 

 

ただしリスクが少ない分、利回りも当然低くなってしまいます。

(と言っても、pancakeswapなどではAPR25%くらいですので十分高い利回りですが)

 

 

 

pancakeswap

 

 

 仮想通貨の値動きは激しいので、「ステーブルコイン×ステーブルコイン」での流動性の供給はベーシックな使いかたですよ

 

 

【DeFi】インパーマネントロスを活用する方法

 

インパーマネントロスを活用すれば、目当てのコインの枚数を増やすことができます。

 

 

イメージとしては下記のとおり。

 

 

インパーマネントロス 値下がり

 

  

価格が下落しているときに流動性を供給すると、「逆にコインの枚数が増える」ということが起きるワケです。

 

 

具体的な動きは下記をご覧ください。

 

 

インパーマネントロス 値下がり

 

 

  • 預け入れのままの場合:1BTC×25BUSD+100BUSD=125BUSD
  • 引き出しのままの場合:2BTC×25BUSD+50BUSD=100BUSD(▲25BUSD)

  

 

インパーマネントロスが起きていることは変わらないですが、コインの比率が変わっています

 

 

もしビットコインが長期的に伸びると信じているのであれば、インパーマネントロスを利用して逆に枚数を増やすことが可能というワケ。

 

 

BTCが値下がりするときは、「BTC×ステーブルコイン」のスワップでBTCの枚数を増やすのがオススメです。

 

 

補足:Defiで儲けた仮想通貨の税金は要注意

 

Defiでコインが増えると、現金に変えなくても税金がかかります。

 

 

たとえば1BTCを預けていて、0.05BTCをもらったとすると、0.05BTCの時価で課税されます

 

 

これを繰り返していると、計算はかなりややこしい、、、

特にインパーマネントロスには特殊な計算が必要なので、とりあえずユーザー数NO.1のクリプタクトを入れておくのもアリかと。

 

 

カンタンな取引しかしていないのであれば不要ですが、繰り返しお金を出し入れしたりすると、税金計算の仕組みを導入するのは必須。

 

 

 ぼくも今後導入を予定していますよ

 

 

リンクを置いておくので、気になる人は見てみてください。

 

 

>> クリプタクトの公式HPはこちら

 

 

まとめ:インパーマネントロスはDeFiユーザーを搾取する仕組み

まとめ:インパーマネントロスはDeFiユーザーを搾取する仕組み

 

インパーマネントロスに関する重要なグラフも紹介します。

 

 

インパーマネントロス グラフ

DeFi (UniSwapへの流動性提供) の「インパーマネントロス」を数学的に評価する(その③) 

※上記ブログでは、数学的にインパーマネントロスを説明されております

 

 

変動倍率が1のときがいちばん儲かって、それ以外のときはインパーマネントロスが発生しています。

 

 

残念ながら、「インパーマネントゲイン」は起こりえません、、、

 

 

さらに、スワップの利回りはスワップを提供する人が決めています。

スワップ提供者が損をする仕組みは作らないでしょうから、これはつまり、ユーザーがかなりの確率で損をすることが想定できます。

 

  

これがDeFiユーザーを搾取する仕組みというワケ、、、。

 

 

ただし、この記事で書いたように「ステーブルコイン×ステーブルコインのスワップ」「増やしたいコインの下落局面での利用」というのは、インパーマネントロスの抜け道。

 

 

ここの理解なしでスワップをつかうのは、ぼくのように機会損失を出してしまう可能性があるので、ぜひ注意しておきましょう、、、

 

 

では、この記事はここまでです。

 

 

✓仮想通貨の税金が心配な人向け 

 

 

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✓DeFiについて勉強したい人向けの記事

 

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