お金を貯めるために節税したいなあ、、、でも税金のことよくわからないし。配偶者控除が節税になると聞いたことがあるのですがわかりやすく教えてください、、、
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、ゴリゴリ節税をしています。
資産は約4300万円。
こんなぼくが解説していきます。
では、サクッと見ていきましょう。
配偶者控除についてわかりやすく解説【節税】|103万の壁の仕組み
配偶者控除は「所得控除」の1つで、一定条件の配偶者がいると税金が安くなる仕組みです。
所得税・住民税の計算方法で言うと、両方ともSTEP2に該当します。
そもそも所得税・住民税の計算方法がわかりません、、、
という人は、先に下記の記事から読んでみてください。
配偶者控除とは
配偶者控除とは、シンプルに言うと「所得の低い配偶者がいるときは、生活にお金がかかるだろうから、その分税金を安くしますよ」という考え方です。
条件としては以下のとおり。
(3)がいわゆる「103万の壁」ですね
(3)の給与所得控除についても、表を貼っておきます。
以上が配偶者控除を受けるための条件です。
配偶者控除の効果
では、配偶者控除を受けるとどれくらいの節税効果があるのでしょうか。
控除額は下記の表のとおり。
「控除額 = 節税できた額」ではないので注意です
例として、「収入1000万の会社員と70歳未満の控除対象配偶者の夫婦」でシミュレーションしてみましょう。
配偶者控除の効果:配偶者控除38万 × 所得税率23% = 節税額8.7万円
※所得税率は、下記の表のとおり
住民税控除の効果:配偶者控除33万 × 住民税率10% = 3.3万円
※住民税率は、原則一律10%
所得税(8.7万)と住民税(3.3万)で10万円以上の節税効果ですね
もし計算がよく理解できなければ、下記の記事で復習してみてください。
配偶者控除の手続き
配偶者控除は、年末調整で対応できます。
会社に書類の提出などをするだけなので、かなりカンタンに節税可能。
もしまだやっていない人がいたら、今年からは確実に控除をもらいましょう。
まとめ:お金の知識は社会人の必須スキル
この記事では、所得控除の1つである配偶者控除について解説してきました。
この仕組みを知っているか知らないかだけで、年間数万円~10万円単位で手取りが違います
お金の知識は、一生使える社会人の必須スキル。
どんな資格の勉強よりもお金の勉強のほうが、直接的に活かせることが多いでしょう。
もし「まだお金について知識がないな、、、」と思う人がいれば、ぜひ下記の記事から無料でお金の勉強をしてみてください。
きっとあなたのお金が増える方法が見つかるはずです。
ではこの記事はここで終えます。
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