節税をつかってお金を増やしていきたいです。でも税金のことはよくわかりません、、、小規模企業共済とかiDeCoが節税に良いって聞いたのですが、どうなんでしょう?
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、ゴリゴリ節税をしています。
資産は約4300万。
こんなぼくが解説します。
では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
小規模企業共済等掛金控除をわかりやすく解説【節税】|iDeCoはコレ
小規模企業共済等掛金控除は「所得控除」の1つで、対象の掛金を支払っていると税金が安くなる仕組み。
所得税・住民税の計算方法で言うと、両方ともSTEP2に該当します。
そもそも所得税・住民税の計算方法がわかりません、、、
という人は、先に下記の記事から読んでみてください。
小規模企業共済等掛金控除とは
小規模企業共済等掛金控除とは、シンプルに言うと「老後に備えるためのお金を掛金として払っているのであれば税金を安くしますよ」という考え方。
年金の仕組みとなる社会保険料も丸ごと所得控除されるので、税金面ではこれと同じ仕組みにしてくれているわけですね
小規模企業共済等掛金控除の対象となる掛金の種類
小規模企業共済等掛金控除の対象となる掛金には、以下の3つの種類があります。
- 小規模企業共済法の規定によって独立行政法人中小企業基盤整備機構と結んだ共済契約の掛金
- 確定拠出年金法に規定する企業型年金加入者掛金又は個人型年金加入者掛金
- 地方公共団体が実施する、いわゆる心身障害者扶養共済制度の掛金
iDeCoは2の「個人型確定拠出年金」に該当しますね
会社で企業型確定拠出年金に加入している人も対象ですよ。
小規模企業共済等掛金控除の効果
対象となる掛金は「所得税も住民税も全額が所得控除」になります。
生命保険料控除などでは、支払った金額の1/2などの制約がありましたので、「全額が所得控除」というのはかなりオトクですね
たとえば、iDeCoに月1万円積み立てている所得税率20%の会社員の場合、節税額を計算すると以下のとおり。
- 所得税:1万円 × 12か月 × 税率20% = 2.4万円
- 住民税:1万円 × 12か月 × 税率10% = 1.2万円
※住民税は原則一律10%
年間12万円を支払って、合計で3.6万円の節税効果があります。
1/4以上が戻ってくるのは、かなり大きなインパクトがですよね
所得税率が高い人ほど効果が大きいので、検討してみると良いかと。
✓所得税・住民税の計算が「?」という人が先に読むべき記事
小規模企業共済等掛金控除の手続き
小規模企業共済等掛金控除の手続きはカンタン。
確定申告はいらないのでカンタンですよ
源泉徴収票における小規模企業共済等掛金控除の見方
念のため、源泉徴収票において小規模企業共済等掛金控除がどこに表されているかも解説しておきます。
ずばり、「社会保険料等控除」の欄に記載されています。
社会保険料「等」の部分に含まれるわけですね
「小規模企業共済等掛金控除が反映されていない、、、」と焦るかもですが、社会保険料と合算されているだけなのでよく確認すれば大丈夫です。
まとめ:小規模企業共済等掛金控除はわりと身近な節税です
この記事では、小規模企業共済等掛金控除について解説してきました。
名前はむずかしいし会社員には関係なさそうですが、iDeCoや確定拠出年金のことだと思うと、わりと身近ですよね
このようにお金の知識があると、確実に暮らしがラクになります。
漠然とした不安を感じることもありません。
下記の記事では、無料でお金の勉強ができますので、「まだお金についてあまり詳しくないな、、、」という人はぜひ読んでみてください。
では、ここで記事を終えます。
✓資産運用に関する記事
✓所得税・住民税の計算方法について学ぶ記事