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【後悔必至】知らないとヤバいリフォームの注意点とポイント

リフォーム

「リフォームを検討しているけど、何に注意したらいいんだろう?」

という方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、知らないと一生後悔するリフォームの注意点とポイントを解説します。

 

リフォームはこれから20年近く、あなたの生活に大きく影響します。

この記事を読めば満足度の高いリフォームに一歩近づくことができ、20年間気持ちよく過ごせることでしょう。

 

ぜひご一読ください。

 

なおこの記事では、

リフォームを「これまでと建物の使い道(用途)を変えずにリニューアルする工事」

リノベーションを「これまでと建物の使い道(用途)を変えてリニューアルする工事」として解説していきます。

 

わたしの経歴

ここで本記事についての信ぴょう性を確認していただくためにわたしの経歴を少しご紹介させてください。

 

わたしはこれまで建築業界に12年以上関わってきました。この過程で50件近く、合計数十億円の工事契約を行っています。

 

しかも、これを読まれているあなたと同じ「建築主」としての経験です。そのため設計会社やハウスメーカーよりもあなた目線での記事になっていると思います。

 

またファイナンシャルプランナーの勉強をしながら家計の管理も自分で行い、理想の住宅を買うための資金計画を実践しています。

 

この経験で培ってきた、知見をもとに解説していきたいと思います。

 

 リフォームの注意点とポイント

リフォームの注意点とポイント

では早速項目ごとに注意点とポイントを解説していきたいと思います。

リフォームを始める前に

街のにぎわいと、マンションであれば空室状況を確認しておく

せっかくリフォームをしても、今後街のにぎわいがなくなっていくと、病院やスーパーが減っていき、場所として住みにくくなってしまう可能性があります。

 

これからも住み続ける場所として問題ないかを確認しておきましょう。

 

さらにマンションの場合は、他の部屋の空室状況も確認しておきましょう。

 

というのも、マンションに住む場合は修繕積立金を支払っていると思いますが、今後空室が増えていくと修繕積立金が増えていく可能性があるからです。

 

最悪の場合、マンションの解体や廃墟のようになってしまう可能性もあるので、自分のマンションの空室状況や、今いくらで売られているのかということはネットで確認しておきましょう。

 

せっかくリフォームしても周りの環境が悪くなるとどうしようもないですよね。

あと何年住むつもりなのかを明確にすること

規模にもよりますが、リフォームは20年近く使うための投資です。

 

あなたが老後に海沿いに住みたいということを考えているのであれば、今がそれを考えるときです。

 

せっかくリフォームしたのに5年で引っ越すということは、よっぽどのことがない限りやらないでしょう。

 

さらに何年住むつもりなのかを考えておくことで、

  • 今やるべき工事が単なる応急処置なのか、それとも根本から見直したいのか
  • 何年間住むことを想定したリフォーム予算にするべきか

ということが見えてきます。

 

それによって計画の内容も大きく変わってきますので、リフォームのレイアウトを考える前に、まずはあなたのライフプランを考えましょう。

仕組みについて

自分も勉強しながら進める必要がある

分譲マンションや建売住宅にお住まいの人は、

「すでに出来ている住宅を購入する」という形で住宅を手に入れられたかと思います。

 

一方リフォームでは、出来るものががわからない状態で、これから一緒に設計者などと進めていく必要があります。

 

そのため自分でもある程度、設計者に教えてもらって勉強しながら、要望を自分でとりまとめ、間取りを決めたりすることが必要となってきます。

 

さらに屋根の改修などの部分的なリフォームなどの場合であれば、設計者をつけないことも多いので、工事業者の人に直接聞くしか方法がありません。

 

自分が発注をする人たちに対して教えてもらうと何が正しいことなのかわからないまま発注していくことになります。

この場合、見積もりが高く出てきても対処のしようがありません。

 

そのため自分なりに勉強することや、専門家にアドバイスをもらうなどの対処が必要になってきます。

工事の内容によっては業者を変えたほうがいいときがある

一般的に工事業者の体制というのは、

発注者(あなた)⇒元請け業者⇒複数の下請け専門業者⇒さらに複数の孫請け専門業者

という形で発注がなされています。

 

元請け業者は複数の下請け業者をかかえながら、彼らをうまくマネジメントし、工事を進めていくことになります。

 

つまり元請け業者の主な役割は、実際に材料を運んだり、キッチンを取り付けたりすることではなく(多少は手伝ったりしますが)、複数の業者をマネジメントをしていくことなんです。

 

例えばお風呂のリフォームをやりたいときを例に考えてみましょう。

元請け業者に発注をすると、専門業者が1社しかないのにマネジメントの業務を元請け会社にお願いしていることになります。

 

つまり1社をマネジメントするだけで手数料や管理費が元請け業者の懐に入るオイシイ仕事になっているのです。

 

元請け業者がフルで動くのは、新築工事などの複数の業者が入り乱れるときであって、部分的なリフォームに元請け業者が入ることは、発注者であるあなたのお金が余計にかかっているということです。

 

なんでもかんでも元請け業者(多くの場合はハウスメーカー)にお願いするのではなく、部分的なリフォームの場合はハウスメーカーに紹介してもらった下請け業者に直接発注するなどにより、リフォームの工事費を減らすことが出来るのです。

 

工事メニューごとに見積もりとって、検討するのが重要です。

どんなリフォーム工事も可能|リフォーム比較プロ

計画について

リフォーム 計画

壁を壊すだけでも設計者に確認すべき場合がある

木造の戸建て住宅の場合の構造というのは、ほとんどの場合、壁の位置や壁がどれだけあるかによって成り立っています。

 

もし木造の住宅において、壁の位置や壁の量を変えたいときは構造専門の設計者に相談をすべきです。

 

最悪の場合、地震で住宅が倒壊してしまう場合がありますので要注意です。

要望書を作成し優先順位をつける

暑い、寒いなどの要望は要望書としてリストアップしておきましょう。

さらに、これに優先順位をつけることがとても大事です。

 

限りある予算に対して、何を優先するかを考えることで、他の人の家にはないオリジナルのプランが出来るはずです。

素材はショールームに見に行くこと

素材をショールームに見に行きましょう。案外安い値段でも色のバリエーションは豊富で選べることがわかると思います。

 

カタログなどにのっている色サンプルだと小さすぎて、大きな面にしたときに見え方が変わってくる場合があります。

自分のイメージに近いものを現物を見て確認することで、失敗は少なくなるはずです。

 

ただし、ショールームの一番目立つところには、高級なものがラインナップされているので、衝動買いには要注意です。

バリアフリーに配慮すること

ついつい忘れがちなのがこれです。

今後20年近く、住むことを考えてバリアフリーに配慮しましょう。

 

具体的には、

  • 手すりをつける
  • 廊下の幅を広くor廊下をなくす
  • 扉はできるだけなくすor引き戸にする
  • 洗面台やキッチンの下を車いすでも寄り付けるように空けておく
  • トイレやお風呂は介護もできるように広くしておく
  • 寝室を1階にする

などがあります。

他にもたくさんメニューがあるので気になる方は下記リンクをご覧ください。

↓↓↓

建築:建築物におけるバリアフリーについて - 国土交通省

水回りの位置を変えるのは難しい

水回りの位置を大きく変えようとすると、関連する水道の配管や排水管の位置も変更する必要があります。

 

特に排水管については、きちんと流れるように勾配をとる必要があるので、水回りの位置を大きく変えようとすると、天井が著しく低くなったり、お金がとてもかかったりします。

 

そのため水回りについては位置の変更は避けるべきかと思います。

持っている家具が入るようにレイアウトをする

新しく住宅を買うときは、ほとんどの人が家具も一新したり、買い足したりすることと思います。

 

しかしリフォームの場合は、今ある家具を出来るだけ使いながら、家だけリフォームするというパターンが多いのではないでしょうか。

 

設計者は一般的な家具の大きさを考えて設計をしてくれるかもしれません。

しかしそれがあなたの家具のサイズと合っているかはわからないので、サイズをきっちり計測し、それを設計図に入れてレイアウトをしてもらいましょう。

 

リフォームしたら、お気に入りのソファーが入らなかった。。ということがないようにしたいですね。

設備の容量はオーバーさせないこと

今の分電盤の容量などを超える設備をつけるのはできれば避けたほうがよいでしょう。

 

設備の工事で最もお金がかかるのは、この大元になっている容量を変更して根本からやり直す工事だからです。

 

特にキッチン周りの同時に利用したい設備に関してはよく工事業者と打ち合わせをして、どれとどれは同時に使ってもブレーカーは落ちないか、ということを確認しておくことをオススメします。

工事について

リフォーム 工事

現地調査はできる限りに事前に徹底的にやってもらう

いくら新築当時の図面が残っていたとしても、そのまま工事がされているかは正直壊してみないとわからないというのが建築業界では一般的です。

 

そのためリフォームの場合は、どれだけ安全側に考えておくかによって、見積もりに大きくブレがあります。

 

最悪な場合、いざ壊してみると当初予定していた工事が出来なくなる可能性もあります。

こうすると工事期間が延長してしまい、工事費も増えていくことになります。

 

そのため契約をする前に徹底的に現地調査を行っておくことをオススメします。

 

徹底的にというのは、壁に穴をあけたり、天井に穴をあけたりするくらいまで、ということです。(この程度であれば簡単にふさいでくれることが多いです)

 

これをやるかどうかで、計画のやり直しなどの事態を避けられるので是非行いましょう。

工事中にどう対応するかは事前にしっかり打ち合わせしておく

部分的なリフォームの場合、工事期間中に自宅を使いながら工事をしてもらうということも多いかと思います。

 

しかし工事業者からすると、出来るだけ家にはいないほうが工事もしやすいし、工期も短くすむことでしょう。

 

工期が短くなると工事費も安くなるので、旅行中に工事をしてもらうとか、工事中はウィークリーマンションを借りてみるという対応をすると、トータルで考えると安くなる場合があります。

 

このあたりの対応の仕方も事前に工事業者と打ち合わせしておくのが◎です。 

まとめ

リフォームの注意点 まとめ

リフォームにおける注意点とポイントについて解説してきました。

 

これらの注意点を知っているか知らないかで、あなたの20年の生活が変わってきます。

段階ごとに繰り返し読んで参考にしてもらえると嬉しいです。

 

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