「家はどこに買えばいいんだろう」
「コロナでテレワークが出来るようになったけど、どこに住むのがいいんだろう」
このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、テレワークが進んだ社会においてどこに家を買うべきか、ということを解説します。
これを読めば働き方が激変していく中でも、住宅購入に失敗する可能性がグンと少なくなることでしょう。
人生で最も高い買い物である住宅の購入に、人生がかかっていると言っても過言ではありません。
・家庭と仕事の両立
・こどもと自然豊かな場所で遊ぶ時間の確保
・老後生活費の不安払拭
この記事を読むことで、上記の実現に一歩近づくことが出来るでしょう。
ぜひご一読ください。
✔わたしの経歴
ここで本記事についての信ぴょう性を確認していただくためにわたしの経歴を少しご紹介させてください。
私はこれまで建築業界に12年以上関わってきました。この過程で50件近く、合計数十億円の工事契約を行っています。
しかも、これを読まれているあなたと同じ「建築主」としての経験です。そのため設計会社やハウスメーカーよりもあなた目線での記事になっていると思います。
またファイナンシャルプランナーの勉強をしながら家計の管理も自分で行い、理想の住宅を買うための資金計画を実践しています。
この経験で培ってきた、知見をもとに解説していきたいと思います。
家をどこに買うべきか|コロナ後ver.
コロナでテレワークが進み、これまでよりもどこに家を買うかが自由になってきました。
これまでは、会社から○分という1つの指標がありましたが、これからはこの数字の縛りは弱くなることでしょう。
完全テレワークとは言わずとも、週に1回通勤、しかも午後から出社というような働き方が増えてくると思います。
環境が激変する中、どのように家を買うことを決めていけば良いかを解説していきます。
あなたが住みたいところ、条件をリストアップしてみる
まずは素直に、
「どんなところに住んで、どんな暮らしがしたいか」ということを具体的に考えてリストアップしてみましょう。
わたしの例ですが、
・海まで自転車で10分以内でいけるところ
・庭でこどもと遊べるところ
・美味しいお店が近くにあるところ
という感じです。
まずは、職場からの距離は置いておいて、自分の理想とする暮らしを考えてみましょう。
気になるところはとりあえず住んでみる
先ほどの条件に合う場所がいくつかあると思います。ここには実際に住んでみましょう。
実際に住んでみるということもコロナによってテレワークが普及したことで出来るようになりました。
1か月や2週間程度、その地に住んでみることで、良い面、悪い面が見えてくることでしょう。
賃貸マンションを借りて住んでみてもいいですが、これにはマンスリー・ウィークリーマンションの活用が有効です。
賃貸マンションの場合は、引っ越しなども伴うのでちょっと面倒ですが、マンスリー・ウィークリーマンションであれば、小旅行気分で新しい場所に住んでみることができます。
注意点としては、一番いい季節だけ行くのではなく、悪い季節も体感しておくことです。
夏涼しいからと北海道に行っても冬を体感してみないと本当に住んでみたいかはわかりませんよね。
余談ですが、マンスリー・ウィークリーマンションというと、長期出張のときにビジネスマンが活用しているイメージかもしれません。
しかし、これからはお試し転居用ということで人口を増やしたい自治体などが開発に乗り出してくるかもしれませんね。
自然災害の対応に必要な追加コストを調べる
実際に住んでみたら、次にその土地特有の自然災害についても調べておきましょう。
長くその地に住んでいる人には自明かもしれませんが、全然違う土地から引っ越してくる人にはわからないことはたくさんあります。
大雨による浸水被害、塩害、台風、暑さ、寒さなどです。
この自然環境によって、住宅購入に追加のお金が追加で必要になってきます。
例えば塩害であれば、
・鉄はすぐに錆びるので素材は出来るだけ木を使う
・車は塩害対応にする
などは必要となりそうです。
実際に住んでみたときに、この辺りも周りの建物を見ながら確認しておくと良いでしょう。
ちなみに私は今、湘南で執筆しているのですが(自宅は東京)、海の近くの家はことごとく錆びています。
鉄筋コンクリートの建物も、見た目頑丈そうですが、コンクリートの中の鉄筋がさびていたりもしています。
自然災害については、いくら技術が進歩しても、大きなリスクにもなり得るので十分下調べしておきましょう。
年齢構成について調べる。
最後にその土地の年齢構成について調べておきましょう。
いくら自然豊かでも、周りの住居が高齢者ばかりでは、街全体が衰退していく可能性があります。
これからはテレワーク人口をうまく取り込める街と、取り込めない街の年齢構成の差はどんどん開いていくことでしょう。
東京も、これまでであれば人口が増加していましたが、これからは自然豊かな土地に移り住む人も増えていくので、この争いに巻き込まれていくことでしょう。
街が衰退すると、病院が減ったり、インフラが老朽化したりということは避けられません。このリスクも踏まえて最終的に家をどこに買うかは決めましょう。
補足
他にも重要な要素はあるかもしれません。
しかしこれらはネットや自動運転その他の技術で対応可能だと考えているので優先度は低いです。
・スーパーはネットスーパーで頼めばOK
・駅からの近さは自動運転が進めば、自動で送り迎え出来るからOK(むしろ夜道を歩かなくていいから安全!?)
・銀行はネット銀行でOK
・学校や塾もWEBでOK
こんな感じでどんどん変わっていくことでしょう。
人生まだまだ長い時代ですから、先のことを想像して家を買うのが◎です。
まとめ
・住みたいところ、条件をリストアップする
・実際に住んでみる
・自然災害にかかるコストを調べる
というのがこれからは家をどこに買うべきか、という問題に対して重要になってくると思います。
この記事には続きがあります。
✓この他にも家づくりの悩みがある人向け