こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
さて突然ですが、あなたは上司とうまく付き合えていますか?
自信をもって「イエス!」と答えられる人は、たぶん少ないはず。
だけど、もし「上司とうまく付き合う便利な言い方」があれば、どうでしょう。
ぼくは、「言い回し1つで人生は変えられる」と思っています。
事実として、「伝え方が9割」という本も100万部のベストセラーになっていますよね。
この記事では、ぼくも実際に使っている、「上司とうまく付き合うための便利な言い方ベスト5」を紹介していきます。
あくまで、ぼくが紹介するのは、「仕事をスムーズに進めるために、上司にOKをもらいやすくする言い方」です。
これを今日から実践すれば、上司との関係だけでなく、あなたのキャリアまでも良い方向に変わることは間違いないでしょう。
「ところで、あなたは誰?」って感じですよね。
ぼくは、日本の企業ではトップクラスの、「自称うまい言い方コレクター」。
付き合いにくくて何人も異動させたと評判の、男勝りな40代高学歴の女性上司をうまく使いこなし、「せのしゅんとのコミュニケーションはスムーズだわ」と言わしめました。
こんなぼくが、解説をしていきます。
では、さっそく見ていきましょう~。
上司とうまく付き合う便利な言い方ベスト5
ランキング形式で紹介します。
第5位:結論から言う
具体的なフレーズは、こちらのとおり。
「結論から言うと」
「端的に言うと」
もはや、結論から言うのは社会人の常識ですよね。
結論から言うことで、上司をイライラさせることがありません。
たとえば、
という質問に対しては、
の二択で回答するべき。
よくあるのが、「できていません」ということをオブラートに包んで伝えようとすることです。
という感じ。
上司からすると、「できていない」ということは、すぐにわかります。
が、頭の中でイメージしている回答が返ってこないと、イライラが募ってしまうわけです。
ぼくも、昔はよく怒られました。
「お前はわざと、焦らしてるのか!」
みたいな感じ。
とは言え、「結論から言う」というのは、ちょっと当たり前すぎるので第5位です。
第4位:自分の意見は、参考として言う
具体的なフレーズはこちらのとおり。
このフレーズのポイントは、
「じぶんの意見は、あくまで上司の意見の参考ですよ」
という立ち位置を守りながら、相手に理解をもとめるところです。
もし、あなたが上司に対して、
と言おうものなら、完全に「上司vsあなた」という構図となり、力でゴリ押しされることになるでしょう。
上司は役職もあるので、部下の意見がいくら正しくても、丸ごと鵜呑みにするのは嫌がるものです。
そこで、「あくまで決めるのは、あなたですよ」というメッセージと共に、じぶんの意見も伝えるのが、このフレーズです。
これを使えば、頑固な上司もまるで「スライム」かのように柔軟になること間違いなしですよ。
第3位:上司の意見を、まずは肯定する
具体的なフレーズはこちらのとおり。
「ご指摘の通り 」
「おっしゃる通り」
とにかく、上司の発言に対して意見をするときは、このフレーズを枕ことばのようにつけましょう。
これで、「骨抜きカルビ」ばりに、上司も骨抜きになることでしょう。
まずは、上司の意見を肯定すること。
その上で、じぶんの意見を述べるようにすればOKです。
それが例え反対意見だったとしても、上司の気持ちとしては、
と思ってくれます。
ぼくは以前、「正論こそが正義」という正論モンスターでした。
「正論であれば、上司は納得して動いてくれるはず」と思っていました。
しかし、現実はそうではありません。
ということを学ぶのに、2年近くかかりました。
昔の上司からは、
「あのころのせのしゅんは、青かったよな~」
と、今では酒の肴にされています笑。
上司にうまく動いてもらうために言い方を工夫するのは、会社でやっていくための大事なスキルです。
第2位:会話にタイトルをつける
具体的なフレーズはこちらのとおり。
これで、上司は「フムフム」とスムーズに会話に入っていけます。
このフレーズのない話は、推理小説を途中から読み始めるようなものです。
もはや頭がついていかず、何が起きているのか理解ができません。
ぼくも昔、このフレーズを使わずに説明をしてしまい、
と、何度も言われたことがあります。
ですが、このフレーズを使いこなすことで、上司をイラつかせず、内容に集中して聞いてもらうことができるようになりました。
ぜひ、今日から使ってみましょう。
このフレーズは使う頻度が多いので、第2位にランクインです。
第1位:次につなげる
第1位は、こちらのフレーズ。
これは、説明の最後に使うフレーズです。
これを使うことで、2つの効果があります。
- 指摘内容の確認
- 次のすすめ方の認識合わせ
指摘内容の確認で、会話のまとめをします。
合わせて次のアクションも確認しておけば、上司はあなたのことを「主体的に進めてくれる人だ」と思ってくれるでしょう。
これだけで、
「他のしごとも任せても大丈夫そうだな」
という印象を与えることができますよ。
ぼくも以前は、説明の内容ばかりに必死になって、最後の絞めかたをあいまいにしていたことが多かったです。
が、このフレーズを使うようになってからは、次のアクションプランが明確になりました。
というムダな悩みが、排除できます。
上司の報告でムダに悩んでいる時間は、三角コーナーの生ごみぐらい不要です。
徹底的にへらしていきましょう。
案外つかっていない人が多いけど、次にもつながるフレーズということで、第1位にしました。
まとめ:言い回しは、会社員の必須スキル
この記事の内容をまとめます。
上司とうまく付き合う便利な言い方ベスト5
- 第5位:結論から言う
- 第4位:自分の意見は、参考として言う
- 第3位:上司の意見を、まずは肯定する
- 第2位:会話にタイトルをつける
- 第1位:次につなげる
あなたの周りにも、こういう人はいませんか?
何かやたらと口がうまくて、能力以上に上司から信頼されている人が。
こういう人たちは必ず、「うまい言い回し」をつかっています。
会社で働くからには、「言い回しスキル」は必須です。
「読み、書き、そろばん、言い回し」
というくらいの基本です。
まずは、今回紹介した5つを使いこなせるように、意識してみましょう。
オススメは、会社のデスクトップにこの5つのワードを貼っておき、上司に説明をするときは、事前にチェックをすること。
いきなり全部できなくても良いので、1つずつ意識してやってみましょう。
気が付くと、自然と話せるようになっているはずです。
では、うまい言い回しを習得できるように、応援していますね~。
<追伸>
「とは言え、上司とうまく付き合うこと自体がメンドイのですが、、、」
という人もいるでしょう。
言い回しについて書いてきましたが、ぼくも激しく同意です。
こういう人は、副業して独立するしかありません。
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