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持株会の3つのメリットを上回る、たった1つの巨大なデメリット

持株会の3つのメリットを上回る、たった1つの巨大なデメリット

なんとなく持ち株をやっている人
「まわりの人もやっているので、持株会をやっています。なんとなくそのままにしているけど、実際どうやって運用するのがいいのでしょうか。」

 

 

こんな疑問にこたえます。

 

 

✓この記事の内容 
  • 持株会の3つのメリット
  • 持株会の巨大なデメリット

 

 

こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。

30代で資産4000万の会社員。投資歴は10年以上です。

 

 

結論として、メリット・デメリットは以下のとおり。

 

 

メリット

  • 奨励金がもらえる
  • 単元株未満で買える
  • キャピタルゲインが得られる

デメリット

  • 会社と共倒れになる可能性がある

 

  

理由も含め、解説していきます。

では、さっそく見ていきましょう。

 

 

持株会の3つのメリット

持株会の3つのメリット

 

持株会のメリットは、以下の3つです。

 

 

  • 奨励金がもらえる
  • 単元株未満で買える
  • キャピタルゲインが得られる

 

 

奨励金がもらえる

 

持株会を申し込むと、目安として15%くらいの奨励金がもらえます。

(会社により異なります)

 

 

「奨励金がもらえるから」という理由で、持株会をやっている人も多いのでは。

 

 

たしかに奨励金って、けっこうデカイですよね

 

 

仮に15%の奨励金の場合、月1万円を持株会に入れているのであれば、年間で1万8千円が奨励金としてもらえる計算になります。

 

 

奨励金

 

 

なにもしなくても会社がお金をくれるので、給料が増えているようなものです

 

 

参考までに、会社がなぜ奨励金を出してくれるかというと、会社にとっても以下のメリットがあるから。

 

 

  • 安定株主が増える(会社にとっては、自社株買いとほぼ同じ意味)
  • 従業員のモチベーションアップ
  • 福利厚生になる

 

 

ここでは、会社側のメリット・デメリットは詳しく解説しませんが、会社がなぜ奨励金を出すのかは、知っておいて損はないかと。

 

 

単元株未満で買える

 

持株会は、単元株未満でも買えるのがメリットです。

 

 

ふつう、株式というのは「単元」と呼ばれる、株を買うことのできる単位でないと売買できません。 

たとえば、以下のイメージ。

 

 

単元株

 

 

でも持株会であれば、じぶんで月々拠出するお金を決めてしまえば、「単元」が何株かということに関わらず、小さい単位から購入することができます。

 

 

持株会

 

 

 さらに、持株会は少額をコツコツと積み立てていく形式が多いかと。

 

 

少額のお金を、時間をずらしながらコツコツ投資することで、株価の乱降下のリスクを押さえる効果もあります。(ドルコスト平均法)

 

 

ドルコスト平均法

 

 

このように少額から買えるというのが、持株会の2つ目のメリットです。

 

 

キャピタルゲイン(売却益)が得られる

 

持株会にかぎった話ではないですが、株を売却すればキャピタルゲイン(売却益)が得られます。

 

 

報奨金が出る会社であれば、わりと売却益は出やすいはずなので、これはメリットになるかと。

 

 

売却益


 

とくに、株式未上場のベンチャー企業の持株会であれば、もし会社が上場でもしようものなら、一気に大金が手に入ることになります。

 

 

ベンチャー企業の持株会は、かなり夢がありそうですね。

 

 

持ち株会の巨大なデメリット

持ち株会の巨大なデメリット

 

持株会って、むしろけっこういいのでは、、、?

 

 

こう思った人もいるでしょう。

でも、持株会にはメリットを上回るとんでもないデメリットがあります、、、

 

 

会社と共倒れになる可能性がある

 

大きなデメリットは、「会社と共倒れになる可能性があること」です。

 

 

会社が儲かっているときは良いですが、業績が悪化すると悲劇、、、

 

 

仮に会社が赤字になった場合、給料が減るだけでなく、持株会の株式も価値が大きく減ってしまい、ダブルパンチを浴びる可能性が高いです。

 

 

ダブルパンチ

 

 

投資の世界には、「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります。

 

 

1つのカゴにリスクを置くのではなく、分散して投資をすることが投資の原則ですね

 

  

持株会は、れっきとした「投資」です。

 

 

あなたが投資家だとして、じぶんの会社1社だけに投資をする価値があると思うのであれば良いですが、「奨励金があるから」という程度の理由であれば、避けたほうが賢明かと。

 

 

売却するのに時間がかかる

 

でも業績が悪くなれば、株式はすぐに売ればいいのでは、、、

 

 

と思うかもしれませんが、これもむずかしいです。

なぜなら、持株会の株を売却するには時間がかかるから。

 

 

具体的には、以下の手続きが必要です。

 

 

  1. 持株会の売却の申請を会社にする
  2. 証券会社に持株会の株が移行する(証券会社の口座も必要)
  3. インサイダー取引ではないかのチェック完了後に売却する

 

 

会社にもよりますが、数か月かかるのが一般的。

なので、業績が悪化したからと言ってすぐに売却するようなことはできないのです。

 

 

持株会に入会するということは、あなたと会社が運命共同体になるということですね、、、

 

 

参考:持株会の代わりにやるべき投資とは

 

持株会のように、1つの銘柄に投資をしないほうがリスクを抑えることができます。

それがカンタンに出来るのは、ずばり「投資信託」です。

 

 

投資信託とは、たくさんの株式を詰め合わせたパッケージになっている商品のこと。

他の金融商品との違いは以下のイメージです。 

 

 

金融商品

 

 

持株会とはちがい、たくさんの会社や商品に分散投資をするので、リスクが分散できるのが特徴です

 

 

 

つみたてNISAなどを使えば非課税枠もあるし、超ド定番の金融商品。

 

 

詳しくはこちらでも解説していますので、合わせて読んでみてください。

 

 

www.akanoren.net

 

  

まとめ:投資先を分散させよう

まとめ:投資先を分散させよう

 

この記事の内容をまとめます。

 

 

持株会の3つのメリット

  • 奨励金がもらえる
  • 単元株未満で買える
  • キャピタルゲインが得られる

持ち株会の巨大なデメリット

  • 会社と共倒れになる可能性がある

→代わりに「投資信託」がおすすめ

 

  

持株会のメリットとデメリットについては、理解を深めてもらえたかと。

でも、本当に大事なのはマネーリテラシーを上げて、じぶんで良し悪しを判断できるようになること。 

 

 

 

お金の勉強ってむずかしそうです、、、 

 

 

と思う人もいるでしょう。

大丈夫です。一番カンタンなお金の勉強は、1,000円でいいから実際に投資をしてみること。

 

 

先ほど紹介した投資信託などは、1000円からでも投資できますよ

 

 

お金の本を1,000円で買う代わりと思って投資を始めてみれば、本を読むだけでは得られない学習ができます。

  

 

まずは下記のリンク先から無料で最低限の学習をし、サクッと始めてみるのが良いかと。

では、この記事はここで終えます。

 

 

www.akanoren.net