株式投資はやっているけど、金(ゴールド)投資も始めたほうがいいのかな、、、デメリットもあれば、一緒に教えてほしいです。
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、投資歴は約10年。
資産は約4300万。金投資は、コロナショックをきっかけに始めました。
こんなぼくが解説していきます。
では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
金(ゴールド)投資をオススメする3つの理由
金投資をオススメする理由は、以下の3つ。
- 株式のリスクヘッジができるから
- インフレリスクに備えられるから
- 長期的にはリターンが見込めるから
金投資をオススメする理由①:株式のリスクヘッジができるから
金投資を取り入れれば、株式投資のリスクヘッジが可能。
株式が暴落したときも、金なら株式との相関係数が低いので、株式とは独立した値動きになります。
実際の値動きはこちら。
両方とも右肩上がりですが、たしかに相関は低そうです。
株式に対する「分散投資」で、リスクヘッジになりますね
それなら、まったく別の値動きをする「金投資」というのは有力な選択ではないかと。
金投資をオススメする理由②:インフレリスクに備えられるから
金はインフレリスクに備えることができます。
ご存じのとおり、日本ではお札が刷られまくっています。
https://www.imes.boj.or.jp/jp/historical/pf/chapter3.pdf
ということは、インフレが起きる可能性が非常に高いわけですが、金はこれに対して有効です。
イメージは下記のとおり。
金は希少性があるので、価値が減らないわけですね
投資界隈での格言として、「金こそがお金であり、その他はすべて信用である」という言葉があります。
お札をどれだけ刷るかによって1万円札の価値は将来には変わってしまいます。
でも、希少性・有限性のある金であれば価値は変わりません。
価値の保存ができる投資対象としてメリットがあるのが、金投資というわけですね。
金投資をオススメする理由③:長期的にはリターンが見込めるから
3つ目の理由は、金への投資は長期的なリターンが見込めることです。
金への投資によるリターンが下記の図。
金の価格は長期的にみるとかなり上がっており、インフレリスクに備えながらも、長期的なリターンも見込めるという資産になっています。
金は立派な1つの投資対象ですね
金(ゴールド)投資のデメリット
一方で、金投資にはデメリットもあります。
それは、「複利効果がない」ということ。
株式投資などでは、複利の効果でどんどん資産を増やすことが可能ですが、金はあくまで商品。
「複利効果」を生み出すことはできません。
とは言え、逆に言うとお金が減っていく「負の複利効果」もありませんので、これは安定資産である金のメリットとも考えられます。
ここは人によるかもですが、デメリットも知っておくのは大事ですね
金(ゴールド)投資の割合は10~20%が目安
で、金投資は結局どれくらいの割合でポートフォリオに組み入れるのが良いかというと、個人的には「10~20%」が目安になるかと。
ワールドゴールドカウンシルという金市場の権威団体によると、結論は下記のとおり。
- 5%のリターンを目指すなら、金投資の割合は「4.5%」
- 10%のリターンを目指すなら、金投資の割合は「8.2%」
ただし、ポートフォリオを見ると債券などの安定資産が40%前後と多めに想定しているようです。
もう少しリスクをとりたいぼくのような人は、「10%~20%」が金投資の目安になるかと。
参考までに、ぼくの考える理想のポートフォリオはこちらです。
(ちょくちょく見直しています)
ビットコインは「デジタルゴールド」と言われており、金と同様に価値の保存が可能な商品。
金投資を考えるのであれば、ビットコインとセットで考えるのがぼくのオススメです
まとめ:金(ゴールド)投資は株式投資の強い味方
この記事の内容をまとめます。
金(ゴールド)投資をオススメする3つの理由
- 株式のリスクヘッジができるから
- インフレリスクに備えられるから
- 長期的にはリターンが見込めるから
金(ゴールド)投資のデメリット
- 複利効果がない
金(ゴールド)投資の割合は10~20%が目安
- 目指す利回りが多くなるほど金の割合も増やすべき
投資をすると考えると、ついつい「株式投資(ETFなども含む)」にのめり込みがち。
株価暴落にも強い金をポートフォリオに組み入れることで、安定的な資産の成長につながるはずです。
下記に具体的な始め方のリンクを置いておきますので、まずは無料で読んでみてください。
✓金投資に興味がある人向け
✓金投資も良いけど、ビットコイン投資も気になる人向け
では、ここで記事を終えます。