一級建築士をとりたい人
「一級建築士の予備校はどこに行くのがいいんだろう。お金もかかるし、しっかり比較して決めたいな。」
こんな悩みに答えていきます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
2017年に、総合資格で一級建築士に一発ストレート合格しました。
ちなみに仕事はディベロッパーなので、設計実務の経験はありません。
たぶんですが、かなり珍しいです。
こんなぼくが解説していきます。
では、さっそく見ていきましょう。
✓一級建築士のまとめ記事はこちら
一級建築士の予備校を徹底比較|一発合格した僕が解説
こちらの4社について、徹底比較します。
- 総合資格
- 日建学院
- TAC
- スタディング
いきなりですが、各社の比較表がこちらです。
くわしい各社の特徴は、以下のとおり。
予備校比較①:総合資格
- 合格実績がNO.1
- +αの有料特別講座も多い
- 製図に定評あり(2017年製図の合格者占有率63.7%)
- 製図は1人の講師が10人くらいを担当するシステム
予備校比較②:日建学院
- 合格実績NO.2
- 動画講座は、くりかえして見直すことができる
- 製図は講師がローテーションするシステム
予備校比較③:TAC
- 建築士での知名度は大手2校に劣るが、資格業界では大手
- 動画講座は、くりかえして見直すことができる
- 課題の量は、大手2校と比べるとわりと少ない
- 学科テキストは、大手2校に遜色なし
予備校比較④:スタディング
- 建築士での知名度は大手2校+TACに劣るが、資格業界では大手
- 動画講座はくりかえして見直すことができ、自宅やスキマ時間で視聴可(PC・スマホ利用)
- 建築士講座は2020年から開講なので、実績は不透明
- ただし、学科テキストは大手2校に遜色なし(無料体験で確認済)
- 製図は添削がないので、動画だけだと合格はむずかしい
※2022年時点で確認したところ、着実に合格者が増えていることをHPから確認しました。
一級建築士の予備校ごとに向いている人
それぞれの予備校に向いている人は、こちらの通りです。
参考:一級建築士を一発合格したぼくなら、予備校はこう選ぶ
参考までに、一級建築士を一発合格したぼくが、今なら予備校をどう選ぶか紹介しておきます。
一級建築士の予備校えらび:学科編
ぼくの経験として、学科は「勉強時間のつくりやすさ」と「教材の理解しやすさ」ということがポイントです。
この軸で考えると、予備校は以下のように分類できます。
一級建築士の勉強時間は1000時間と言われますが、これは覚えるものがたくさんあるからですね。
「一級建築士の学科のむずかしさ=勉強時間をつくるむずかしさ」と言っても過言ではありません
さらに、学科のテキストのレベルはどこの予備校でも大差ないですが、動画の場合はくりかえし見れるので、理解が深まりやすいかと。
なので、今なら学科はスタディングを選びますかね。
スタディングには「学科コース」がないので「製図コース」もついてきますが、それでも他の予備校よりオトクです
一級建築士の予備校えらび:製図編
続いて製図ですが、ぼくの経験上のポイントは、「実績」と「教えてもらえる解き方の多さ」の2つです。
製図は、指導をしてくれる講師のレベルの高さが「合格実績」に直結します。
ぼくが受けた2017年の製図試験では、総合資格に行っていた人は解き方を教わっていたのですが、その他の予備校は惨敗
製図ではとにかく引き出しの多さがモノを言います。
どの予備校でも、ある程度は図面が描けるようにはなるのですが、結局「当日に見たことのないお題が出ても対応できるか」がポイントです。
であれば、課題の量はとにかく多い方がメリットがあることは言うまでもありません
まとめると、「実績」「教えてもらえる解き方の多さ」という軸で考えると、ぼくなら総合資格を選ぶかと。
ほかにも、いろいろ選び方はあると思うので、参考にしてもらえれば。
まとめ:一級建築士の予備校はじぶんなりに比較して決めよう
一級建築士の予備校選びでよくあるのが、以下のパターン。
比べるのメンドイし、総合資格が実績NO.1ならそこでいいか
これは完全に思考停止です。
この記事で解説してきたように、人によって最適な予備校はちがいます。
この記事に、比較できる材料はかなりまとめたつもりなので、じぶんなりの軸を決めて予備校選びをしましょう
ビッグプロジェクトに自分の名前を出すこともできますし、独立することもできます。
他の業界に移るにしても、「一級建築士」という肩書は強烈なパワーを持ちます。
「一級建築士」は、あなたの人生を明るくしてくれるツール。
ぜひ頑張って一発合格を目指しましょう。
応援しています。
✓この記事で紹介した予備校のリンク
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