社内預金の使いかたに悩む人
「社内預金をとりあえずやっているけど、メリット・デメリットがわかりません。適切な使いかたも教えてほしいです。」
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
投資歴10年の会社員です。
30代前半で資産は約4000万になりました。
こんなぼくが解説していきます。
では、さっそく見ていきましょう。
社内預金のメリット・デメリット
社内預金には、メリットとデメリットがあります。
社内預金のメリット
社内預金のメリットはこちらの通り。
- 銀行に預けるより、利回りが高い(最低でも0.5%)
- 元本割れのリスクがない
- 引き出しがわりと容易
- 給料天引きなので貯まりやすい
最大のメリットは、利回りの高さでしょう。
銀行預金の500倍くらいの利回りがあります。
社員預金の利回りは、労働基準法で下限が0.5%と決まっているので、さらに下がっていくことはありません。
また、引き出しがわりと用意なのも便利かと。
銀行預金ほどではないですが、速やかに引き出しができるように法律で決まっているので、わりと使いやすい制度です。
社内預金のデメリット
続いて、社内預金のデメリットはこちら。
- インフレリスクがある
- 即日引き出しができるわけではない
- 会社が倒産すると、戻ってこない可能性がある
インフレリスクとは、相対的にお金の価値が下がることです。
たとえば、20年前のジュースは100円だったのに、最近だと120円になっているかと。
これは、相対的に100円の価値が下がっているということですね。
社内預金は元本保証がついている代わりに、インフレリスクに対するケアはありません。
これが元本保証に目がくらんで、忘れがちなデメリットですね。
また、めったにないですが、仮に会社が倒産する場合は、社内預金がかえってこない場合があります。
会社の経営状況は、よく確認しておきましょう。
社内預金と財形貯蓄等とのちがい
続いて、社内預金と他の制度を比べてみましょう。
左から利回りの低い順に並べています。
社内預金は、日本国債や財形貯蓄よりも利回りが良いのに、引き出しはわりと容易ですね。
ちなみに、これを見ると財形貯蓄を選ぶメリットがなさそうですよね。
(日本国債には、インフレリスク対応というメリットがある)
別記事で解説していますが、財形貯蓄はガラケー並みにオワコンなので、選ぶ必要はないかと。
興味があれば、こちらもどうぞ。
社内預金の正しい使いかた
では他の制度も含めて、社内預金はどうやって使うのが良いのでしょうか。
タイプ別にまとめてみました。
インフレリスクを気にするなら、「投資信託」の代わりに「日本国債」を選ぶのも良いです。
個人的には、日本の将来は暗いかな~という感じなので、投資信託で良いかと。
この辺りは個人差があるので、調べてみてください。
まとめ:社内預金はわりと良い仕組み
社内制度には、財形貯蓄のように全く使えないものもありますが、「社内預金」はわりと使えますね。
特に、元本保証を中心にお金を運用したい人にはおすすめです。
銀行預金よりも、利回りが500倍くらい高いですからね。
なぜなら、長期的に投資をすれば、かなりの確率でお金は増えていくからです。
この辺りを詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでもらうと良いかと。
「お前の記事は信用できない!」
という人もいるかもなので、そういう人はこちらの本で勉強してみてください。
ぼくも読みましたが、初心者にはうってつけです。
分かりやすすぎて、50歳超えの母にもプレゼントしました笑。
30万部売れていますし、内容はまず間違いないかと。
最後に、復習のためとして、他の制度と比較した表を貼っておきますね。
では、ここで記事を終えます。