なかなか覚えられない人
「覚えるのが苦手です。記憶力を上げる方法があれば教えてください。」
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
難関と言われる一級建築士の試験を、一発ストレート合格しました。
正確にはわかりませんが、たぶん一発合格率は2%くらいかと。
この記事では、ぼくが一級建築士の試験でもつかった記憶力を高める方法をお伝えします。
先にネタバレしておくと、「さっさと忘れること」がポイントです。
ではさっそく見ていきましょう。
記憶力を高めるたった1つの方法
覚えることは諦めて、お風呂でも入ってはやく忘れましょう。
忘れることが記憶力を高める理由
なぜなら、忘れないと記憶に定着しないからです。
エビングハウスの忘却曲線は、知っている人も多いのではないでしょうか。
http://s-park.wao.ne.jp/archives/1962
20分後には42%を忘れ、1か月後には79%を忘れると言われています。
ふつうに覚えようとしても、エビングハウスさんの言う通りに忘れてしまいます。
だけどこの理論には続きがあります。
「忘れたころに思い出すと、記憶が定着する」ということです。
それがこちらの図です。
http://s-park.wao.ne.jp/archives/1962
何度もくりかえして復習するほど、記憶に定着していくわけです。
つまり、頑張ってうなりながら覚えようとしてもムダでして、さっさと忘れて何度も「あ、そうかそうか」と思い出すほうが、記憶が定着するということです。
英語の例で言うと、こんな感じ。
初めて単語を知る
↓
別のことをして、すぐに忘れる
↓
もう1回単語を見て思い出す
↓
別のことをして忘れる
↓
もう1回単語を見て思い出す
※以後、くりかえし
がんばって、単語ノートにくりかえし書いて覚えるとかムダです。
悲しいですが、女性が元カレ忘れるくらいに、すぐに忘れます。
それよりも、何度も忘れて、何度も思い出しましょう。
シンプルですが、強力に記憶力を高める方法です。
エビングハウスの忘却曲線は知っていても、勉強の方法にまで活かしきれていない人が多いので、ぜひ取り入れてみてください。
記憶力は人生で無価値な話
気が付いているかもですが、記憶力は人生にとって無価値です。
覚えることしかできない人は、どんどんAIに取って代わられます。
とは言え記憶力を使えば、人生に肩書をつけられるのも、また事実。
- 東京大学卒
- 弁護士
- 一級建築士 etc
なんか、すごい感じしますよね。
でも、ぼくは一級建築士をとりましたが、それだけでは別に何の価値もありません。
問題は、その肩書をつかって人生をどう豊かにしていくか。
あなたは、記憶力をつかってどんな将来を描いていますか?
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