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【家計崩壊】知らないとヤバい住宅予算の決め方

住宅予算
「住宅を買いたい。だけど予算をいくらにしたらいいのかわからない。」

 という方は多いのでは多いのではないでしょうか。

 
この記事を読めば、あなたの住宅購入の適正な予算がわかるようになります。

 

住宅の購入は人生最大の買い物。

これが成功するか失敗するかであなたのこれからの50年は大きく変わります

 

つまりこの記事を読むかどうかであなたの人生が大きく変わる可能性があります。

それくらいあなたにとって重要な内容を解説していきます。

 

なおこの考え方は、リフォームやリノベーションにも活用できます。

 

ぜひご一読ください。

 

✔わたしの経歴

ここで本記事についての信ぴょう性を確認していただくためにわたしの経歴を少しご紹介させてください。

 

私はこれまで建築業界に12年以上関わってきました。この過程で50件近く、合計数十億円の工事契約を行っています。

 

しかも、これを読まれているあなたと同じ「建築主」としての経験です。そのため設計会社やハウスメーカーよりもあなた目線での記事になっていると思います。

 

またファイナンシャルプランナーの勉強をしながら家計の管理も自分で行い、理想の住宅を買うための資金計画を実践しています。

 

この経験で培ってきた、知見をもとに解説していきたいと思います。

 

知らないとヤバい住宅予算の決め方 

住宅予算 計算
結論としては、今後の生活にかかるお金を計算し、残った金額が住宅購入に充てていい予算とすることです。

 
よく、住宅の予算は年収の5倍なんていう情報があります。

しかしこんなのテキトーな決め方ですよね。

 

全国平均から出しているのかもしれませんが、こどもが何人かによっても変わりますし、貯金がいくらあるかによっても違います。

 さらには将来どんなことにいくらお金をかけたいかによっても大きく変わってきます。条件があなたとピッタリ同じなんてことはありえません。


つまり住宅の予算は人によって違うはずなのです。

それぞれの家計で各々計算することが必要ということです。

 

ではどうやってこの予算を計算すれば良いのでしょうか。

あなたの住宅予算のつくり方

住宅予算 決め方
結論、このエクセルを埋めて計算することで算出できます。

[http://:title]

 少し面倒だなと思ったあなた。

もう1度思い出しましょう。

 

これをやるかやらないかで、この先50年が変わります。
それでも面倒ですか?

 

少し面倒でも自分の人生を自分で切り開きたい!という方のみ、続きを読んでください。

 

各項目の記載方法について説明していきます。

年収(手取り)・退職金

今の手取り年収は源泉徴収を見ればわかります。しかしそれだけでは足りません。

 

不確定なりにも将来の年収や退職金も想定で記載しましょう。

 

退職金は年収の3倍程度が一般的のようです。

大手企業の大卒定年退職金は「2,374万円」 - シニアガイド

 

わからないなりにも自分で将来を真摯に見つめる姿勢が重要です。 

年金

これはご存知の通り、若い世代はいくらもらえるかわからないところです。

 

ここでは、下記リンクの資料を正しいものとして進めていくことをオススメします。

年金の受給額~わたしはいくらもらえる?年代・年収・職業別に解説~ | Money VIVA(マネービバ)

 

ここは議論が分かれるところなので、必要に応じてご自身で修正してみてください。 

基本生活費

今の生活費をベースに考えてみましょう。

 

こどもが出来てからの将来の生活費も下記リンクなどを参考に、入力していきましょう。

https://blog.ieagent.jp/money/3ninkazoku-seikatsuhi-157730

住宅関連費用

賃貸に住んでいれば家賃を、住宅購入してからは住宅ローンの返済額を記入しましょう。

 

住宅ローンには年利がかかりますので、計算した上で入力しましょう。

年利は下記リンクから計算できます。

住宅ローン:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】

 

頭金をいくら支払うかによっても合計の支払い額が変わってくるので、上記のリンクから計算しておきましょう。

 

なお金利を変動にするか固定にするかという選択肢もありますが、概算であれば一旦固定でいいと思います。

レジャー費用

住宅予算 レジャー
旅行などのレジャー費用を入力してみましょう。

ここを少なくすることで住宅購入に充てる費用を増やしたりできます。

 

つまり住宅購入はあなたがどんな暮らしをしたいかにかかっているわけです。

教育費

公立なのか私立なのか、理系なのか文系なのか、大学までいくのかなどによっても支出は変わってきます。

 

ここでも一旦仮でもいいので想定してましょう。

下記リンクが参考になると思います。

 

子どもの教育費はいくら必要?公立VS私立で徹底比較 | くらしのお金ニアエル

こども関連費用

習い事や大学での仕送り費用などを入力しましょう。

仕送り額はこのあたりを参考にしましょう。

大学生の仕送り額はいくら? 平均データをもとにベストな金額と捻出方法を考える|ごうぎんなび

自動車関連費用

これからは車を買う時代ではなくなってくると思っています。

 

しかしどうしても車を自分で保有したいという人、月々定額を支払っていつでも乗れるようにしたい人も多数いることでしょう。

 

ここでも車を使わないという選択肢があるのであれば、住宅購入に充てられる予算は増えます。 

家具、家電

これらの買い替え費用も考えておきましょう。

 

細かいものは記入しなくてもいいですが、少なくとも10万円以上のものは入力していくべきかと思います。

交際費、里帰り費

意外にお金がかかるのがこの辺りかと思います。

 

一旦仮でもいいので入力してみて、あとから老後資金や住宅購入費を考えて修正すればOKです。

 

保険料

実態に合わせて入力しましょう。

特に入っていないという人はこの辺りの記事を参考にしてはいかがでしょうか。

保険料の目安は手取り収入の1%|マネー研究所|NIKKEI STYLE

 

固定資産税

住宅購入するならば、避けて通れないのがこの計算です。

 

これを計算に入れずに住宅購入してしまうと資金ショートになりがちです。

 

ややこしいですが、仕組みは一度理解しておくべきでしょう。

家の固定資産税はいくらかかる?算出方法や安く抑える方法も | お金のこと | 家を建てる | ナチュリエいえばなし | ナチュリエ

年間収支

収入と支出の差をここに入力しましょう。

(エクセルには自動計算式を入れています)

 

これが貯蓄が出来る金額になります。

資産運用

ここが意外に重要です。

若いうちから長期間の投資をしておくと老後にはグッと生活が楽になります。

 

安全な範囲で年4%程度の利益を目指すとすると、35年後には4倍近くになっています。

 

投資はこちらが参考になります。

いまから「年平均3~4%」のリターンで資産運用する、超簡単な方法(マネー現代編集部) | マネー現代 | 講談社(1/3)

共通事項

物価の上昇をすべての項目において加味しましょう。

 

40年前の100万円の価値と現在の100万円の価値は違うんです。

 

これはかなり大事な要素で、例えば物価が2%あがるということは、現金1000円の価値が980円になっているということなんです。

 

あなたは知らない間に損をしているんです。

 

物価上昇は年2%程度を想定しておくと安全です。

 

詳しくはこの辺りの記事を参考にしましょう。

物価が上昇するとお金の価値が目減り│いま、知りたい!物価の上昇とその処方箋|日興アセットマネジメント

あなたの住宅予算の考え方

住宅予算 考え方

お疲れさまでした。

ここまでしっかりとついて来れたあなたは一旦表が完成したと思います。

 

本番はここからです。

老後資金の確認

まずは老後資金がいくらあるかを確認しましょう。

年金などを加えて十分生活できるお金になっていますでしょうか?

 

多くの人が、これでは足りないという状態なのではないでしょうか?

 

もしかすると貯蓄がマイナスになっている人もいるかもしれません。

 

これはつまり、今あなたが表に入れて行った生活ではどこかで破綻をするということになります。

 

これがわかっただけでも大きな意味があります。

 

資金計画の調整

老後資金を確認したら、どこの数字を変えれば生活できる貯蓄になるかエクセルをいじってみましょう。

 

生活費を減らしましょうか、それとも住宅予算を削りましょうか、または投資を増やしていきましょうか。

 

ここを見直すことで、あなたの住宅購入のための予算を決めることができるわけです。

 

参考までに、多くの人は投資をしていないと思いますが、私は投資を調整することをおすすめしています。

 

理想の生活のためには多少のリスクは必要です。と言っても長期の投資であれば、かなりリスクは低いのでメリットは十分あると思います。

まとめ

誰も教えてくれない住宅購入の予算の決め方を解説してきました。

 

不確かなりに、自分の将来を真摯に見通して現実的な予算を決めていきましょう。

 

この予算があればこの先50年を見通したも同然です!

 

これで住宅購入の第一ステップは完了です。

 

予算は決めたものの住宅の見積りが高すぎてお金が合わない。

この間取りや仕様で本当にいいのかわからない。

 

こんな問題が住宅購入を進めていくと出てくることでしょう。

これについては下記の記事で対策をご案内しています。

こちらもぜひご覧ください。

 

✓プロへの相談について詳しく知りたい人向け

www.akanoren.net