家づくり関するお金の知識が知りたい。
だけどお金の話ってちょっとむずかしいから、できるだけカンタンに知りたいな~。
こんなふうに考えていませんか?
ぶっちゃけ、家づくりにまつわるお金の知識について知らないと、1000万円単位で損をする可能性がありますよ。
そこでこの記事では、以下の4つのポイントに絞って家づくりのお金について解説していきます。
✓家づくりの予算のつくりかた
✓家は資産でなく負債です
✓住宅ローンのうまい使いかた
✓工事費は価格交渉しないと損
3分で読めるので、サクッとみていきましょう~。
✓わたしの経歴
ここで少しわたしの経歴について紹介させてください。
- 大手不動産ディベロッパーに勤務
- 一級建築士
- 30代前半で数千万円の資産を運用中
こんな感じで、家づくりとお金の両方に詳しいわたしが解説していきます。
【かんたん】家づくり初心者が知っておくべきお金の話
繰り返しですが、この記事では以下の4つを解説していきます。
✓家づくりの予算のつくりかた
✓家は資産でなく負債です
✓住宅ローンのうまい使いかた
✓工事費は価格交渉しないと損
では1つずつ見ていきましょう~。
家づくりの予算のつくりかた
家づくりの予算をつくる方法は2つあります。
- 月々にいくらまでなら支払いができるかから考える
- FP(ファイナンシャルプランナー)にライフプランを相談する
以上のとおり。
予算をざっくりと決めるのなら①のパターン。
ざっくりと決める感じだと、将来お金が足りなくなるのか不安。という人は②のパターン。
という感じで決めればOKです。
個人的には②のパターンの一択ですかね~。
でもFPへの相談ってお高いのでは?
と思うかもです。
大丈夫です。家づくりのときにライフプラン相談するくらいなら、1回5,000円くらいで出来ちゃいますよ。
5,000円なら、プロに見てもらっても良いかな~って感じですよね。
結論、家づくりとか関係なくふつうにやったほうがいいと思ってます。
まあ年1万円くらいかかるので、ムリにはオススメしません。
が、事実として10年FP相談した結果、資産が約6倍になりました。
とにかくFPへの相談ってめっちゃ相談料安いのに、効果バツグンです。
興味がある人は相談してみてもよいかと~。
✓FP相談についてくわしく知りたい人向け
家は資産ではなく負債です
けっこう勘違いしてる人が多いんですけど、家は資産じゃなくて負債です。
逆に負債とはなにかと言うと、持っているとお金を払わないといけないものです。
ふつうに家づくりしようとしている人って、自分で住むための家を買うことになるので、お金を払うことになります。
これは思いっきり「負債」ですよね。
だけど、将来売れたり貸したりできるじゃないか。と考える人もいます。
まあ、今すぐならギリギリこういうことできるかもです。
だけど、今から家を買おうとしている人であればちょっとむずかしいですね。
なぜなら、少子高齢化で家を売りたい人よりも買いたい人が減っているからです。
なので「家が資産になるから家を買う」という考え方はやめて、「つくりたい家があるから家を買う」というように考え方をチェンジしましょう。
住宅ローンのうまい使いかた
結論、住宅ローンは金利が安いので、そのお金は投資にまわしたほうが良いです。
なんのこっちゃ、という人もいると思うのでもう少し詳しく解説します。
住宅ローンの金利は安いものだと0.5%とかからあります。
つまり、1000万を借りたら翌年には1005万円を返す必要があるということです。
資産運用にくわしくない人はピンとこないかもですが、これってメチャクチャ安いんです。
で、これをふつうに返済していってもいいんですが、この激安な金利をつかって、かなり安全にお金を生み出すことができるんです。
具体的には、投資信託のインデックス投資を使います。
で、インデックス投資は平均的には年4%くらいの利回りがあります。
つまり、住宅ローンとの差額の3.5%くらいはお金がもうかるってわけです。
この考え方って日経新聞にも似たような記事があるので、信用度は高いかと。
住宅ローン早期返済か、資産運用か(運用相談室) :日本経済新聞
もちろんわたしも、投資信託やってますよ。
逆に、これしかやってません。それでも資産は6倍になりました。
ちょっと、むずかしかったかもしれないですが、これで老後資金は1000万円くらい変わるので、ぜひ勉強してみてください。
インデックス投資についてくわしく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
✓投資の初心者向けの記事はこちら
工事費は価格交渉しないと損
つづいて、いざ家の契約をするときの話です。
ハウスメーカーや工務店から出てきた見積もりを信用してはいけません。
10%以上は交渉すれば価格が下がると思っていいですよ。
結果的に10%どころか30%近くお金を下げたことが何度もあります。
特に、初心者が相手だと、
「ちょっと高めに見積もりをしておこう」
と言って、高めの見積もりになっている可能性が大ありです。
そうは言っても建築の見積もり交渉とかやったことないし、どうすればいいんだろう。
という人もいるかもです。
なので、これもFPへの予算の相談と同じで、プロに相談するという方法があります。
100万円単位でお金が安くなるので、やらない人はむしろ損してますよ。
気になる方はこちらの記事をご覧ください。
✓見積もりについて、プロへの相談を検討したい人向け
まとめ:家づくりとお金はセットで考えよう
この記事では、以下の4つのポイントについて解説してきました。
✓家づくりの予算のつくりかた
✓家は資産でなく負債です
✓住宅ローンのうまい使いかた
✓工事費は価格交渉しないと損
家づくりとお金はセットで考えることが必要なのがわかってもらえたでしょうか。
FPとか投資信託とかの話も出てきましたよね。
家づくりを始めるなら、まずはお金の勉強をしてからにしましょう。
お金の勉強は早ければ早いほどメリットがあるので、このあとすぐに始めたほうがいいですね。
あなたがこの記事を読んでいる間にも、わたしは投資信託で儲けているかもしれませんよ。
さいごにこの記事で紹介したリンクを置いておきますので、勉強のお供にどうぞ。
✓FP相談についてくわしく知りたい人向け
✓投資の初心者向け
✓見積もりについて、プロへの相談を検討したい人向け