将来価値と現在価値って何だろう、、、?クレジットカードがオトクな理由と関係あるみたいだけど、ポイントが貯まるということですか、、?
こんな疑問に答えます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、金融本を読み漁っています。
こんなぼくが、ファイナンスの基礎である「現在価値と将来価値」について、カンタンにイメージ付きで解説していきます
では、サクッと見ていきましょう~。
現在価値と将来価値について解説
シンプルに言うと、「今の100万円」と「1年後の100万円」の価値は違う、ということです。
現在価値と将来価値とは
現在価値は、「今この瞬間におけるお金の価値」のこと。
一方で将来価値とは、「将来において今この瞬間のお金がどれくらいの価値になっているか」ということです。
ちょっとわかりにくいので、イメージで説明します。
仮に現在の100万円を金利0%の銀行に預けたとします。
当たり前ですが、この場合は将来価値も100万円です。
では、仮に金利5%の銀行に100万円を預けたとします。
すると1年後には、現在の100万円が105万円になっています。
現実的には銀行で5%も金利はつきませんが、たとえば米国全体へ長期投資していたとすると、おおむね「5%程度」が平均リターン。
1年後に100万円をもらうより、現在の100万円を5%で運用し、105万円にしたほうが価値高いからですね
これがファイナンスにおいて重要なコンセプトである、「現在価値と将来価値」のイメージです。
現在価値と将来価値がわかると、暮らしがどう変わるか
では、現在価値と将来価値についてわかったところで、具体的に暮らしがどう変わるかを解説していきます。
現在価値と将来価値|クレジットカードを出来るだけ使う
現在価値と将来価値がわかると、クレジットカードは出来るだけ使ったほうが良いことがわかります。
支払いを先延ばしにすれば、その間に預金していた分の利子を受け取ることができますね
さらに、クレジットカードの場合は大半のカードで「2回払いまでなら手数料が無料」です。
大きな買い物をするときなどは、2回払いを選択することでさらに支払いを先延ばしにすることができますよ。
「手元に資金を出来るだけ残しておく」ことが、ファイナンス面から考える経済合理的な選択です
現在価値と将来価値|住宅ローンの頭金はできるだけ少なくする
続いて「住宅ローンの頭金」についてです。
結論から言うと、住宅ローンの頭金はできるだけ支払わないように交渉したほうがオトクです。
この理由の1つは、多くの住宅ローン金利がかなりの低水準だから
つまり、上記画像の金利の場合、米国への投資で5%の運用をすれば、「差額の3.7%程度が儲かる」ということに。
「頭金はできるだけ払ったほうが良い」と思っている人が多いですが、住宅ローンはかなりの低金利なので、「出来るだけ支払いを後回しにする方がオトク」という考え方もあります。
他にも学生ローンなども破格の安さなので、積極的に借りた方がオトクな場合がありますよ
現在価値と将来価値|いずれ遺産をもらうなら、生前贈与のほうが有利
もしあなたの両親がある程度の資産を持っているのであれば、死亡時に「相続」するよりも、生前に「贈与」してもらう形のほうが、あなたにとってはメリットがあります。
これはもちろん、将来のお金よりも現在のお金のほうが価値が高いから。
年110万円以下の贈与であれば無税なので、税制上のメリットもありますね
このように現在価値と将来価値がわかれば、「相続」や「贈与」という観点でも考え方が変わってくるはずです。
まとめ:現在価値と将来価値でお金に強くなろう
この記事の内容をまとめます。
現在価値と将来価値について解説
- 現在価値|今この瞬間におけるお金の価値
- 将来価値|将来のお金の価値
現在価値と将来価値がわかると、暮らしがどう変わるか
- クレジットカードを出来るだけ使う
- 住宅ローンの頭金はできるだけ少なくする
- いずれ遺産をもらうなら、生前贈与のほうが有利
現在価値・将来価値のように、お金の勉強をしていけば「知っているだけで得をする情報」がたくさんあることに気が付くかと。
「知らない」というのは、大きなリスクですね、、、
ぼくのブログでは、できるだけ分かりやすく(もちろん無料で!)お金の勉強ができるように記事を書いています。
ぜひ他の記事も見ていってください。
では。