共働きでセミリタイアを目指しています。ズバリいくらまで貯めればセミリタイアできるのでしょうか。
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指している共働きサラリーマン。
現在の資産は約4000万です。
こんなぼくが解説していきます。
では、3分で読めるのサクッと見ていきましょう。
✓セミリタイアのまとめ記事はこちら
共働きでセミリタイアを目指すときの資産額の目安
- こどもなし ⇒ 資産7500万
- こども1人 ⇒ 資産1億円
上記のとおり。
それぞれ解説していきます。
共働きセミリタイアの資産額目安|こどもなし
7500万でセミリタイアしたときの資産カーブはこんな感じ。
条件は以下のとおりです。
- こどもなし
- 月々25万の支出
- 7000万を投資に回し、利回りは4%
- インフレ率1.5%
- 68歳から年金受給(8.8万円/人・月)
グラフを見ると全然お金が減っていないから、もっと少ない資産でも大丈夫なのでは?
という人もいるかもです。
もちろん、もっと少ない金額でもセミリタイアは可能です。
が、ここでは米国トリニティ大学の博士が研究した理論に基づき、以下の計算をベースとしています。
- 月々の生活費×12か月×25年=セミリタイアに必要な資産額
- 資産額×4%くらいを1年の生活費とする
この公式に当てはめれば、高確率で30年以上お金を維持することができます。
セミリタイア界隈では、これを「4%ルール」と呼んだりしますね。
この辺りはどんな家計かにもよるので、必要に応じてシミュレーションしてみてください。
共働きセミリタイアの資産額目安|こども1人
つづいて、こども1人の場合です。
1億円でセミリタイアしたときの資産カーブがこちら。
条件は以下のとおり。
- こども1人
- 月々35万の支出(こどもなし+10万)
- 9500万を投資に回し、利回りは4%
- インフレ率1.5%
- 45歳で高校教育費400万
- 48歳で大学教育費1200万
- 68歳から年金受給(8.8万円/人・月)
何とか生活はできそうですが、1億円貯めたわりにはどんどんお金が減っていくことになりますね、、、
これだと一歩間違えると、セミリタイア失敗になってしまいかねません。
そもそも、1億円貯めるとかムリです、、、
という人も多いでしょう。
そこで、もう1つ現実的な案を紹介します。
共働きセミリタイアの資産額目安|こども1人+労働所得10万
こども1人でセミリタイア後も、「月10万」だけ稼ぐプラン。
資産8000万でセミリタイアしたときの資産カーブはこちら。
条件は以下のとおり。
- こども1人
- 月々35万の支出(こどもなし+10万)
- 7500万を投資に回し、利回りは4%
- インフレ率1.5%
- 45歳で高校教育費400万
- 48歳で大学教育費1200万
- 68歳から年金受給(8.8万円/人・月)
- セミリタイア後の労働所得10万/月
労働所得10万円を得ることで、お金の減り方がゆるやかになりました。
10万円くらいなら、アルバイトでも稼げる金額。
さらにセミリタイア時の資産額も、先ほどより2000万も少なくてOKです。
社会とのつながりを作る上でも、ゆる~く働いて収入を得ながらセミリタイアをする。
これが理想的ではないかと。
ぼくのセミリタイアプランは、こちらの記事で解説していますので興味がある人は参考にどうぞ。
共働きでセミリタイアを目指すときのポイント
我が家で気を付けている、共働きでセミリタイアを目指すためのポイントを紹介します。
セミリタイアのポイント①:夫婦でセミリタイアのイメージを共有する
夫婦で具体的にイメージを共有しましょう。
セミリタイアのイメージが湧くと、足の裏の米粒のように、頭にこびりついて離れなくなります。
たとえば、我が家ではこんな感じ。
- 沖縄に住む
- 2年くらい東南アジアに住む
- 両親の近くに住む
- こどもと畑を耕す
- セルフでリノベをして古民家に住む
楽しいイメージが共有できると、一気に夫婦共通の目標になりますよ。
もともと妻は「年末調整」も嫌がるくらい、マネーリテラシーが低かったのですが、今では自らユーチューブやインスタグラムで節約・節税の情報収集を行ってくれています。
今では、
新しい節約ネタ発見したよ~
と言うくらいに、セミリタイアにのめり込んでくれていますよ。
セミリタイアのポイント②:できるだけ早く資産形成を始める
セミリタイアの超キホンです。
日本でのFIRE第一人者、穂高さんのことばを引用します。
いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
グウの音も出ないほどの正論です。
セミリタイアを目指すなら、今すぐに始めましょう。
初心者向けの記事を置いておきますね。
セミリタイアのポイント③:家は買わない
家を買うお金があれば、資産形成に回しましょう。
「持ち家か賃貸か」などの議論は不要。
問答無用で賃貸です。
セミリタイアのポイント④:家計簿をつける
どれだけお金が増えているのか、定期的にチェックするのも大事。
わざわざ家計簿ノートをつくる必要はなく、家計簿アプリのド定番マネーフォワードで良いかと。
日々セミリタイアに近づいているグラフを見ると、グングンやる気が増していきます。
セミリタイアのポイント⑤:楽天ポイントを貯める
ポイントをなめていると痛い目を見ます。
我が家の獲得ポイントは、年間で10万ポイント以上。
共働き家計での楽天ポイントの貯め方にはコツがあり、下記の記事でくわしく解説しています。
1回仕組みをつくれば、その後貯まり続けるのが楽天ポイントの良さ。
最初は少しメンドイですが、早めに仕組みをつくっておけば、あとはザクザク貯まっていきますよ。
セミリタイアのポイント⑥:2人で副業する
本業のほかに副業収入があると、一気にセミリタイアが早まります。
1人だけでも副業収入があると強いですが、これが2人になるととんでもないスピードで資産が増えることに。
我が家ではまだぼくが少し稼ぎ始めたくらいですが、妻もInstagramでセミリタイアについて発信活動を始めています。
せのしゅん妻のInstagramはこちら!
副業の良いところは、セミリタイア後の副収入としても使えるところ。
最悪、セミリタイアするまでに稼げるようになればいいので、気長にコツコツやっていくのがオススメです。
まとめ:セミリタイアするなら共働きは最強
この記事の内容をまとめます。
共働きでセミリタイアを目指すときの資産額の目安
- こどもなし⇒7500万
- こども1人⇒1億
- こども1人⇒8000万+労働収入10万
共働きでセミリタイアを目指すときのポイント
- 夫婦でセミリタイアのイメージを共有する
- できるだけ早く資産形成を始める
- 家は買わない
- 家計簿をつける
- 楽天ポイントを貯める
- 2人で副業する
セミリタイアを目指すにあたり、共働きというのは大きなメリットです。
それだけでゴールに近いと言っても過言ではありません。
いわゆるパワーカップルであれば、年間所得が1600万超え。
毎年500万以上の資産形成も可能でしょう。
共働き世帯でセミリタイアに興味があるのであれば、ぜひ早めにスタートしましょう。
経済的に独立すれば、いつでもどこにでも行ける、真の意味で自由な人生が待っていますよ。
では、一緒に頑張りましょう。
✓記事内で紹介したリンクはこちら
✓セミリタイアのまとめ記事はこちら