キャリアに悩む人
「今のところ転職するつもりはないけど、このまま今の会社にいていいのかな、、、早期退職とかも増えてるみたいだし、じぶんの市場価値も知りたいな。」
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyu_archi)です。
転職活動で約50社にエントリーしたものの、書類で47社くらいから落とされた一級建築士です。
でも転職活動をしたことで、新しいキャリアが見えてきました。
こんなぼくが、「転職する気がなくても、転職活動はするべき理由」について解説していきます。
ではさっそく見ていきましょう。
転職する気がなくても、転職活動はするべき理由
タイトルの通り、転職する気がなくても、転職活動はするべきですね。
これには3つの理由があります。
じぶんの市場価値がわかる
いきなりですが、質問です。
あなたの年収は適正だと思いますか?
本当はもっと上が目指せるのに、と思っていませんか?
転職活動をすれば、あなたの市場価値がある程度わかるようになります。
ぼくの場合もそうでした。
建築関係の経験を活かすことで、年収1000万以上の求人も紹介をしてもらいました。(結局、受けなかったり、落ちたりしましたが、、、)
特に建築業界というのはせまい世界なので、どういうジャンルで通用するのかわかったのが、個人的には大きいです。
具体的には、
- 不動産
- コンサルティング
- 会計事務所
- 信託銀行
このような業界でも、活躍できる裾野があるとわかりました。
幅広いしごとを見ることで、じぶんの本当の市場価値がわかったというのは、大きな発見でしたね。
じぶんの強み・弱みが客観的にわかる
これも大事です。
じぶんの強み・弱みというのは、自己分析をしてみたところで、結局じぶんの主観でしかないからです。
転職活動をすることで、じぶんの強み・弱みというのが、浮き彫りになります。
ぼくの場合、
- 「一級建築士」「ディベロッパー経験」という建築に関するスキル
- 「データ分析」のスキル
この2つがじぶんの強みだと思っていました。
「データ分析」のスキルについては、仕事でたまに統計スキルを使ったり、「統計検定2級」の資格をとったりしていました。
ビッグデータ分析に興味があったので、
- 広告代理店
- マーケティング
- ネット通販
この辺りの業界に応募してみました。
が、結果は「すべて書類落ち」という結果に、、、、
というメッセージだとわかりましたね、、、
逆に、不動産業界など今の仕事と近い会社は、かなりスムーズに採用ステップが進みました。
こんな感じで「じぶんの強み・弱み」が、市場というフィルターで浮き彫りになるので、自己スキルの理解にとても役立ちますね。
キャリアを考えるきっかけになる
あなたは、キャリアについてちゃんと考えていますか?
たぶんほとんどの人が、自信をもって「Yes」とは答えられないかと。
転職する気がなくても、転職活動をしてみると、キャリアを考えるきっかけになります。
ぼくは、転職活動で落ちまくった結果、あらためて自問自答しました。
- これから社会はどう変わっていくのか
- 本当はどんな暮らしがしたいのか
- やりたいことは何か
結果として、
- 別に今のしごとや転職先で、心からやりたいことって別にないかも。
- それよりも月5万とかでいいから、じぶんでお金を稼ぐという経験をしてみたい。
- で、暖かいところでブラブラ暮らしたいな。
という、じぶんの考え方を整理することができました。
もちろん、考え方は人それぞれ違うと思います。
ですが、いずれにしろ転職活動はキャリアを考えるきっかけになります。
キャリアに悩む人は、とりあえずやってみるのが良いかと。
転職する気がない人が、転職活動をするデメリット
とは言え、転職活動をすることのデメリットが1つあります。
準備がメンドイ
これです。転職する気がないのに転職活動するのは、激しくメンドイです、、、
みたいなお題とか、マジできつい、、、
ぼくも思いました。
「ゼロからこれ書くとか、まったく興味ない人とデートに行くみたいな感じだな、、、」
転職活動に興味があるけど、準備がメンドイ人向けのサービス
そこでぼくは、いきなり会社に応募すると書類の作成がかなりメンドイので、「転職エージェント」のサービスを使いました。
転職活動して初めて知ったのですが、転職サイトには2種類あります。
(1)転職案件がリスト化されているサイト
(2)転職エージェントのサイト
(1)は就職活動でも使っていたような形式。各社にいきなり応募する感じ。
(2)は転職エージェントが、ぼくの要望とかキャリアを聞いてくれて、年収とかも含めて案件を提案してくれる感じ。
そうです。
(2)なら「自己PR 800字、志望理由 1500字」とかを書かなくても、じぶんの市場価値がわかる、ということです。
でも、それが応募書類になるわけではなく、転職エージェントとの打ち合わせ資料になるだけ。
しかも、新しく考えて書く項目はほぼないので、Youtubeでソロキャンプ動画を見ながらでもできます。
実際に転職エージェントに話を聞きに行くと、いろんな提案をしてくれます。
どんな案件が紹介されるのか、かなりドキドキします。
エージェントの手元に置いてある資料が、気になってしょうがない笑。
ちなみに、できれば複数の転職エージェントに話を聞いたほうが良いですね。
扱っている案件も違えば、提案してくれる切り口も違いますので。
参考までに、ぼくが使っていた転職エージェントはこちらの通り。
基本的には、定番のものばかりかと。
ほかにもたくさんの転職エージェントがあるので、気になる人は調べてみてください。
まとめ:転職活動は、気軽にやってみるべき
この記事の内容をまとめます。
転職する気がなくても、転職活動はするべき理由
- じぶんの市場価値がわかる
- じぶんの強み・弱みが客観的にわかる
- キャリアを考えるきっかけになる
転職する気がない人が、転職活動をするデメリット
⇒準備がメンドイ
準備がメンドイ人には「転職エージェント」がオススメ
よくある勘違いとして、
【転職活動をする = 転職する】
というのがあります。
転職活動したからと言って、転職する必要はありません。
これは、
【好きな子に告白する = 絶対お付き合いできる】
というくらいに無茶苦茶な論理なので、勘違いしないように。
やってみて、「やっぱ違うな~」と思えば、やめてしまえばOKです。
コンビニに行くくらいの気軽さで、転職活動してみて良いかと。
良い案件はどんどん埋まっていくので、興味があれば早めにサクッと始めてみると良いですよ~。
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