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将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。

投資歴10年以上の個人投資家です。

 

 

突然ですが、あなたは将来のお金に不安はありますか?

 

 

2022年10月に行われた調査では、

20代の約9割が将来のお金に不安があると回答しています。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000951.000013485.html



また、そのための対策として、

「転職」が最有力とされています。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000951.000013485.html

 

 

しかし私は、

「転職」が将来のお金を増やすための最適解ではない、

と考えています。

 

 

この記事では、上記の考えを解説していきます。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

「転職」が将来のお金を増やすための最適解ではない、と書きました。

 

 

その理由は

「日本の財政状況がヒドいため、

税金で大半を持っていかれることになるから」です。

 

 

将来のお金に悩む人が知っておくべき日本の財政状況

 

まず、将来のお金を考えるときに知っておくべき、

日本の財政状況について、なるべくカンタンに解説します。

 

 

財務省が毎年発行している、

日本の財政関係資料」から抜粋して説明します。

 

 

まずは基本的なところから。

R4年度の歳出がこちら。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません



国債、社会保障、地方交付税交付金だけで、

2/3以上を占めています。

 

 

一方で、R4年度の歳入がこちら。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

本来、歳出の110兆円を税収とその他収入で賄うべきですが、

2/3しか税収を充てられていません。

残り1/3は国債の発行を行っており、これは将来世代の負担です。

 

 

日本の借金(国債残高)がとんでもないことになっている、

と聞いたことが人も多いかと思います。

具体的には、これくらい積みあがっています。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

その額なんと1000兆円超・・・

 

 

では、何がその主な原因なのかと言うと、

それは「社会保障費」です。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

H2年度とR4年度を比べると、

社会保障費は3倍以上に膨れ上がっています。

 

 

これはご存じの通り、

少子高齢化によって起きている事態。

構造的な問題なので、解決は難しいです。

 

 

なお、社会保障費は本来厚労省の管轄なのですが、

一部、税金を投入するため、このように財務省の資料に出てきています。

(税金は財務省の管轄)

 

 

ただし、厚労省の資料を見ていると、

まだ財務省に認められていないけど、

厚労省が想定している社会保障費の税金負担分があり、

ここから更に増えていくと思われます。

(詳しくは2019年度財政検証を参照。)

 

 

===

 

 

話を戻します。

 

 

社会保障費の増が財政を圧迫していることがわかりましたが、

各国と比べるとどうなのでしょうか。

それがこちら。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません



世界的にみると、日本のGDP比の国民負担率は少ないようです。

 

 

そして財務省の資料には、

他にも「これでもか!」と言うくらいに、

日本国民は世界的に見て負担が少ない!というデータを上げています。

 

 

一部を貼っておきます。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

財務省に言わせると、国民が負担しないせいで、

債務残高の国債比較(対GDP比)が突出していたり、

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

国債の格付けが下げられたりしている、とのこと。

(=日本の国債および日本円の信用がなくなってきている)

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません



で、財務省はどうしたいか、と言うと、

「とにかく国民負担を増やして税収を増やすべき!」

と言っているわけです。

(オブラートに包んでいますが、政府や財務省の言う「財政健全化」とは、そういうことです

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

実際、日本の財政を審査した国際機関もそう言っていますから、

これはある程度正しい見解だと思います。

 

 

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

 

長々と書いてきましたが、

結局私が言いたいことは下記です。

 

 

「日本の税金はこれからもっと増える」

 

 

将来のお金が不安なら、税金を払わないことが最適解です

将来のお金が不安なあなたへ|転職は最適解ではありません

 

では、これから税金がどんどん増える中で、

どのように行動すれば、

将来のお金の心配を解消することが出来るのでしょうか。

 

 

ズバリ、税金を払わないようにすることです。

 

 

「え、それって脱税するってこと?」

と思った方もいるかもですが、

そうではありません。

 

 

個人事業主として副業で経費を使えるようになることで、

本業の年収が変わらなくても節税して手取りを増やす、

という方法です。

(詳細は別記事で書いてみようと思います)

 

 

これなら、税金が増える日本においても、

手取り額は増えます。

 

 

でも副業って何をしたら良いかわからないし、

転職して年収増を狙えばいいのでは?という人もいると思います。

 

 

しかし、ここまで見てきた通り、

日本の税金はどんどん上がっていきます。

 

 

そんな中で転職したとしても、

果たして本当に効果的でしょうか。

 

 

もちろん効果はあります。

が、税金を払わないことの方が、

より効果が高いと思います。

 

 

せっかく転職したのに、

大半を税金で持っていかれると

何のために転職したのかわかりませんよね。

 

 

ましてや、社内で昇進を目指すなんて、

言葉は悪いですが、思考停止でしかないです。

今の日本で昇進して給料が上がることなんて期待できません。

 

 

こういうわけで、

これからの日本で(手取り)収入を増やして生きていくには、

「税金を払わない」方法を学び、実践していくことが

もっとも重要だと考えます。

 

 

この記事はここまで。

では。おしまい。