ビットコイン投資に興味があります。基礎学習として、ブロックチェーンとビットコインの関係を知りたいのですが、誰かわかりやすく教えてください、、、
こんな悩みにこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
運用資産は約4000万。ビットコイン投資は2020年から始めており、2026年のセミリタイアを目指しています。
細かい技術は置いといて、仮想通貨投資をするのに最低限知っておくべき基本情報を解説していきます。
3分で読めるので、サクッと見ていきましょう。
✓仮想通貨のまとめ記事はこちら
ブロックチェーンとビットコインの関係とは
シンプルに言うと、ビットコインの取引を記録するための台帳がブロックチェーンです。
そもそもブロックチェーンとは
ブロックチェーンは「分散型台帳」とも言われ、ビットコインを開発する過程で生まれた技術です。
イメージは下記のとおり。
たとえば銀行にお金を預けると、取引記録が銀行の通帳に書かれていきますよね。これが上記の図の左側のイメージです。
一方でブロックチェーンは、上記の右側の図のとおり取引記録を共有し、時間とともに記録の塊(ブロック)をつくりながら一方向に進んでいるイメージ。
ブロックが時間と共にチェーンでつながっていくことから、「ブロックチェーン」と呼ぶわけ
これが最低限知っておくべき「ブロックチェーン」のイメージです。
ビットコインにブロックチェーンが使われているメリット
大きく以下の3つです。
- 不正な取引を排除できる
- 個人と個人で直接やりとりできる
- 国によって規制ができない
不正な取引を排除できる
ブロックチェーンは一方向に進んでいき、かつデータが集まるハブがないので、データを書き換えることが(現実的に)不可能です。
これにより、取引をしているときにビットコインがなくなってしまったり、いきなりビットコインが増えたりすることが出来ない仕組みになっています。
仮想の通貨だからこそ、不正な取引が出来ないのは重要ですね
この技術があるからこそ、ビットコインは安心して取引ができるわけです。
個人と個人で直接やりとりできる
データが集まる中央がないので、個人と個人で直接やりとりができるようになります。
たとえば日本円を誰かにおくるときは、下記の図のように銀行を通して送金しますよね。
一方、ビットコインはブロックチェーンを使うのでデータの中心がなく、個人が直接やりとりをすることが出来ます。
LINEペイなどの電子マネーも、結局、LINEという中心がありますよね
でも個人で直接やりとりできると何が良いんですか?
と思う人もいるでしょう。
こたえは、手数料が低くスピーディーになるということ。
しかしブロックチェーンを使っているビットコインであれば、銀行などを経由することなく、直接送金ができるというわけ。
これなら手数料も安く、スピードも早いですね
国によって規制ができない
ブロックチェーンをつかっているビットコインには、中心がありません。
なので、ビットコインを排除することは政府にもできません。
ビットコインが日常的に使われるようになってくると、法定通貨(日本円など)の地位が脅かされるわけですが、それでもビットコインが止まることはありません。
ちなみに日本では、仮想通貨は貨幣の機能を持つと金融庁が認めていますので、安心して取引できますよ
以上のとおり、ブロックチェーンを使うことで、ビットコインは確固たる地位をつくりあげてきたわけですね。
ビットコインはブロックチェーンだから安心というわけではない
とは言え、ビットコインはブロックチェーンを使っているからすべて安全、というわけではありません。
ブロックチェーンが安全性を担保しているのは、あくまで「取引自体」について。
仮想通貨が置いてある取引所が、ハッキングのリスクに晒されているのは変わりません。
セキュリティを高めるには、小さい取引所ではなく、金融庁のお墨付きをもらっている大きな取引所を選ぶことが重要かと。
この辺りは下記の記事でも解説していますので、ぜひチェックしておきましょう。
この記事はここまでです。
では。
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