CFDで空売りをしてみたいです。現物取引と違って特殊なので少し不安、、、。誰かやり方をわかりやすく教えてください、、、。
こんな疑問に答えます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、投資歴は約10年。
セミリタイア後の下落相場でも稼げるスキルを身につけるべく、空売りにも取り組んでいます。
こんなぼくが解説していきます。
では、サクッと見ていきましょう。
CFDで空売りする方法を解説|GMOクリック証券の画像つき
ぼくが中期投資で使っている、GMOクリック証券の画面で解説していきます。
CFDで空売りする方法|STEP1:CFD口座に入金する
何はともあれ、まずは入金です。
ふつうにGMOクリック証券に入金すると証券取引口座に入金されますので、下記の画面からCFD口座に振り替えておきましょう。
手数料はかからないので、何度も振り替えできますよ
GMOクリック証券の株式指数CFDはレバレッジが固定で10倍なので、日経平均に投資するのであれば最小で10万程度あると安心かと。
CFDで空売りする方法|STEP2:売り注文を入れる
では、いよいよ空売り注文を入れましょう。
下記の画面から売り注文を設定していきます。
サクサクと下記の手続きをしましょう。
- 売買は「売り」を選択
- 注文後にロスカットレートを調整するので「指値」を選択(「成行」だと調整不可)
- 数量はレバレッジ10倍に気を付けて入力(損益が10倍なので、まずは少額がオススメ)
- 指値の株価を選択
- 必要証拠金が表示されるのでチェック
これが出来たら、注文確定すればOK。
え、、、レバレッジ10倍とかやりすぎでは、、、?
と思った人もいるかもです。
ぼくも最初はそうだったのですが、よく考えるとレバレッジ10倍でも投資額を抑えれば、別に現物投資とリスクは大して変わりません。
あとで解説しますが、むしろ資金効率が上がるのでかなりのメリットがありそうです。
CFDで空売りする方法|STEP3:ロスカットレートを変更する
注文が出来ても、まだ終わりではありません。
下記の画面からロスカットレートを変更しましょう。
ロスカットレートとは、名前のとおり強制ロスカットされる株価の値こと。
ぼくの画面では注文価格28,992円に対し、ロスカットレートが35,000円で、かなり余裕をもった設定にしています。
ロスカットレートを変更すると証拠金の金額が変わるので、下記の画面でもチェックをしましょう。
ぼくの場合ですと、必要証拠金28,992円+任意証拠金45,620円=74,612円が拘束される証拠金になります。
無事に約定すると、下記の画面で確認できますよ
一旦、ぼくの取引をまとめておくと下記のとおり。
- 証拠金74,612円
- 指値28,992円
- ロスカットレート35,000円
- レバレッジ10倍
レバレッジを使うと資金効率が上がる
ここで理解を深めるために、ロスカットレートまで株価が上昇してしまった場合を考えてみます。
- ロスカットレート35,000円-指値28.992円=損失6,008円
今回は1単位しか購入していないものの、レバレッジが10倍なので、損失額は60,080円になります。
証拠金は74,612円なので、証拠金の範囲内で損失額が収まる計算。
ここで重要なのは、レバレッジ取引のほうが預け入れる証拠金に対する変動率が、現物取引と比べて圧倒的に高いということ。
仮に100万を現物投資しても、100万に対する数%程度しか損失も利益も出ないのが普通。
逆に言うと、これは「証拠金(投資額)が非常に多い状態である」と考えることもできます。
レバレッジを使うことで、少ない金額で大きな利益を狙うことができます。
もちろん損失額の幅も広がるわけですが、積極的に資金効率や利回りを上げることを目指す短期投資においては、かなり有効な戦略ではないかと。
いざという金融危機に使えるよう、少額で練習しておきたいですね
まとめ:CFDの空売りを学んで、選択肢の幅を広げよう
この記事の内容をまとめます。
CFDで空売りする方法を解説|GMOクリック証券の画像つき
- CFDで空売りする方法|STEP1:CFD口座に入金する
- CFDで空売りする方法|STEP2:売り注文を入れる
- CFDで空売りする方法|STEP3:ロスカットレートを変更する
- レバレッジを使うと資金効率が上がる
CFDの空売りを学べば、どんな相場環境でも儲けを得ることが出来るようになります。
株価が下落しているからと言って嘆く必要はなく、稼ぐチャンスと見ることもできそうですね
いざという時のため、最低限カンタンな空売りくらいは出来るようになっておいたほうが、自分の資産を守ることに繋がるはず。
特にセミリタイアを目指す人などは、相場が下落傾向にあるときにどう動くかが将来設計にとって非常に重要です。
もしまだ始めていない人がいれば、ぜひこの機会に検討してみてください。