節税してお金を貯めたいです。でも税金の知識がなくてよくわかりません、、、ふるさと納税は知ってるけど、正直どのような仕組みかよくわかっていません。誰か教えてください、、、
こんな疑問にこたえます。
こんにちは。せのしゅん(@senosyun_archi)です。
2026年のセミリタイアを目指しており、ゴリゴリ節税しながらお金を増やしています。
こんなぼくが解説していきます。
では、3分で読めるのでサクッと見ていきましょう。
寄付金控除の仕組みをわかりやすく解説|ふるさと納税の仕組みです
ズバリ、ふるさと納税は寄付金控除の1つです。
「寄付金控除」は聞いたことがなくても、「ふるさと納税」を聞いたことがある人は多いはず。
「所得控除」は課税所得を減らす控除、「税額控除」は税額から直接引く控除ですね
そもそも所得税・住民税の計算方法がわかりません、、、
という人は、先にこちらの記事を読んでみてください。
寄付金控除の仕組みとは
寄付金控除の仕組みとは、カンタンに言うと「寄付してくれたお金は、所得から差し引いて納税額を減らしますよ」という仕組み。
寄付金の種類は7つほどあるのですが、そのうち1つを紹介します。
(1) 国、地方公共団体に対する寄附金(寄附をした人に特別の利益が及ぶと認められるものを除きます。)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm
これがふるさと納税の根拠ですね
寄付金控除の計算方法
寄付金による、所得税の還付、住民税の控除は下記の計算のとおりです。
- 所得税の還付額 = (寄付した金額 - 2,000円)× 所得税率
- 住民税の税額控除額 = (寄付した金額 – 2,000円)× 10%
たとえば52,000円寄付したとして、所得税率を会社員の目安である10%とします。
計算すると、所得税の還付額は5,000円、住民税の控除額も5,000円で合計1万円が手に入ります。
これが寄付金控除の計算方法の基本ですね
寄付金控除の1つであるふるさと納税の特徴
寄付金控除の計算方法はわかったけど、これだと寄付するほどお金を使っていることになりませんか?ふるさと納税は、実質負担2,000円と聞いたのですが、、、
と思う人もいるでしょう。
まさにその通りで、ここがふるさと納税の仕組みのポイント。
ふるさと納税には、「住民税の特例」があるので実質負担が2,000円になります。
計算方法は以下のとおり。
- 住民税の税額控除(特例)
= (寄付金額 – 2,000円)×(100% - 10% - 所得税率)
※ただし、上限は(住民税所得割額)× 20%
ちょっとややこしい感じですが、これまでに出てきた「所得税の還付額」「住民税の税額控除」「住民税の税額控除(特例)」を足すと、「寄付金額 = 2,000円 + 税額控除と還付額」になります。
総務省|ふるさと納税ポータルサイト|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
つまり、寄付したら実質2,000円でその他は税金が安くなったり、お金が戻ってきたりする、ということですね
この住民税の特例が、ふるさと納税の重要な仕組みであり特徴なわけです。
寄付金控除やふるさと納税は節税になるのか
結論として、節税にはならないけどふるさと納税はやったほうがオトク。
ふつうの寄付金控除であれば、寄付金の一部が還付されたり税額控除されるだけなので、寄付の大半は「単なる寄付」です。
2,000円を超える返礼品をもらえれば、実質的にはオトクですね
参考までに、ぼくのオススメは「楽天ふるさと納税」を使って、ふるさと納税をすることです。
理由はカンタンで、楽天ポイントがザクザク貯まるから。
0か5のつく日にふるさと納税をすればポイントが5倍。
お買い物マラソンやその他のポイントアップと合わせるとふるさと納税の10%くらいがポイント還元されます。
ちなみに、我が家では年間10万ポイント以上を貯めています
楽天経済圏の節約パワーはものすごいので、まだ取り組んでいない人は、下記のリンクからチェックしてみてください。
参考までに、楽天経済圏を使いこなす家計の設計図を紹介した記事も置いておきます。
まとめ:税金の仕組みを知ってお金を増やそう
この記事では、ふるさと納税の背景となる仕組みである、「寄付金控除」について解説してきました。
正直、寄付金控除の仕組みなんて知らなくても、ふるさと納税はできちゃいます。
税金はややこしいようなイメージがありますが、よく読んでみるとカンタンな計算しかしていませんね
税金の知識は一生モノのスキルなので、1つ1つを学んで身につけていきましょう。
では、この記事はここまでです。
最後にリンクを置いておきます。
✓楽天経済圏でザクザクポイント節約したい人向けの記事
✓所得税・住民税の計算方法を知りたい人向けの記事